小田原祭囃子連絡協議会の2代目会長に就任した 武田 一夫さん 市内久野在住 67歳
音色で紡ぐ世代と歴史
○…江戸時代から伝わるという小田原囃子。その芸能文化を現代に伝える小田原祭囃子連絡協議会の2代目会長に就任した。「会としては短いかもしれないが、お囃子の歴史は深く責任は重大。僕よりも先輩方もいるのですがね」と謙遜する。市内に数あるお囃子会を束ね、相互の連携を深めて発展を目指す。会長の仕事は他の会との打ち合せや雑務など多岐に渡る。
○…小さな頃からお囃子を聴いて育つ。生まれ育った久野の祭で山車に乗ってお囃子を奏でる先輩がとてもかっこ良く、憧れの的だった。憧れの晴れ舞台に立った時は目の前に格別の景色が広がっていたという。成長するにつれお囃子とは疎遠になった時期もあった。仕事が落ち着いてくると、幼い頃自分がしてもらったように、地元に戻り指導者としてお囃子を教える側に。「今教えている子たちも、いずれ私たちのようにまた戻ってきてくれたら嬉しい。気軽にお囃子に参加できる環境を作っていきたい」と目を細める。
○…長年勤めた会社は還暦を過ぎ、定年を迎えたが、近所の保育園や地域団体でも理事を務めるなど積極的に地域活動に参加、あふれる活力で”仕事”を続けている。趣味で始めた中国武術は30年もの間続けており、今では師範として後進の指導にあたる。がっちりとした体格で、とにかくエネルギッシュ。「元気の秘訣は何にでも挑戦して常に動くことですかね」と笑って話す。
○…一大イベントとなるちょうちん祭りを21・22日に控える。当日は小田原駅前と銅門で23のお囃子会が情緒溢れる音色を奏で、訪れた人々を迎える。現在、裏方として観光協会や小田原神輿連絡協議会、小田原ちょうちん踊り保存会など祭に関わる各種団体との打ち合わせに奔走している。「一人でも多くの人にお囃子の楽しさを伝え、集客に貢献できれば」と情熱を燃やす。緑萌える夏空に小田原囃子が響き渡る。
|
|
|
|
|
神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
お堀端のボリューミーなステーキ店【NEW OPEN!!】柔らかジューシーな特選&絶品ビーフを城下町小田原で堪能! |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|