新しくJR東海小田原駅長に就任した 高橋 泰弘さん 市内鴨宮在住 54歳
溢れる小田原愛を形に
○…来年で開業50周年を迎える東海道新幹線。小田原駅長に地元出身者が就くのは初めてだ。「これも何かの縁。生まれ育った地で役に立てるように、少しでも恩返しができるようにしたい」と熱く語る。地元だから気づくこと、わかることを「サービス」という形にするための使命感に満ち溢れている。
○…生まれは千代。千代小、千代中と生粋の小田原育ち。「わんぱく坊主だった」少年時代、国鉄に勤める父親の背中を見て育つ。鉄道員を目指すのは自然な形だった。輸送担当者として新幹線の発車を担当。東京駅勤務時に民営化を迎え新幹線担当のままJR東海へ。新幹線の”売り”は「時間」。売りを守るため、機械化が進んでも、頼りになるのは人の力。遅延のない安全運行のため、発車やドアの開閉などはタイミングを計り、人の手で行っている。「きちっと守るよう徹底している」と厳しい表情でプロ意識の高さをのぞかせた。
○…60人を超える部下の半数近くは入社3年未満と若い。「プロの鉄道員を育てるのも大きな仕事」と気炎を上げる。わが子と同年代の部下には上司としてではなく時に先輩として、時に父親のような気持ちで接する。「相手の顔を見ながらじゃないとダメ。その人をみながらじゃなきゃ」。人を育てる、そのコツは「飲み歩き」から学ぶ。「店主の顔が見える、口がきけるお店でざっくばらんに話す。従業員の育て方など本当に参考になる」と笑顔。お酒を酌み交わしながら、多くの飲食店で深いつながりを作ってきた。「本音で話せるのが面白い」と語る瞳は穏やかだ。
○…「小田原に来ました、という声を聞きたい。『箱根の玄関口』じゃ寂しい」とぽつり。前任地の新富士駅では「紙の街」をPRするため、駅頭にトイレットペーパーのクリスマスツリーを作った。「小田原でも何かを」と早くも計画中だ。小田原のために何ができるか。故郷への想いを抱き、新たなスタートを切った。
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