10月18日から展示会を開催する「おだわら手作り絵本の会」の会長を務める 芹澤 輝美さん 久野在住 51歳
空想が生きる世界
○…15人の会員が年間2冊をノルマに手がける絵本の展示会も、今年で27回目。旅行記や孫の成長記、実体験をもとにした物語。「暗い事件が多い世の中でも、日常生活にあふれている」という『ときめき』が今回の制作テーマだ。「来館者との作品を通じた交流も楽しみ」。展示会が目前に迫り追い込みの毎日だが、「どうしよう…」ともらす横顔もどこか楽しげだ。
○…小学生の頃、友人の影響で始めた絵本づくり。「絵を描いた紙をホッチキスでとめただけのものだけれど、すごく魅力的で」。とはいえ、移り気な子どものこと。成長につれてすっかり遠ざかっていたが、結婚後、幼い長女との出来事が再び絵本づくりに向かわせる。「駐車場の隅に雪で作ったクマを案じる娘を安心させようと、クマになりすまして手紙を書いた。『僕は春になったら雪の国へ行って働くよ』って」。これを題材に、絵本づくりの講習会に参加。完成すると真っ先に小学4年時の担任に連絡した。「先生が退職される時、いつか作った絵本を見せると手紙を書いた。それが心残りで」。「子育てしてるんだねぇ」と約30年ぶりの再会を喜んでくれた恩師もまた、絵本づくりを趣味にしていた。
○…久野で兼業農家を営む家に生まれ育った。「山の秘密基地にお弁当を持って行ったり、ミカンの木に登って眺める空や海が好きだった」。制作した約30冊の絵本の随所に虫や草花が描かれているのも、野山を駆け回った少女時代の経験があるからこそ。でも、「虫をもった弟に追い掛け回されてばかりいたので、実はいまだに虫が苦手」。
○…昔から空想が大好き。「アスファルトが闇に光っていたら、星が落ちてきたのかなとか。冷めて聞いていた理系の主人も、最近はようやく話に付き合ってくれるようになった」。そんな才能が発揮できる絵本づくりの世界。目下の目標は、読み手の空想にまかせる字のない作品づくりだ。
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