早川一夜城きらめきガーデン秋まつりを主催する「一夜城マルシェ」で会長を務める 青木 太成(やすなり)さん 早川在住 57歳
人情に厚い永遠の少年
○…「店の一画で、地元農家の皆さんで農産物を販売しませんか」。4年前、一夜城ヨロイヅカファームのオープンにあたりオーナーの鎧塚俊彦氏から提案を受けた。早川の丘陵地に広がる果樹園を広く知ってもらいたいと、山に植えたコスモスやポピーの摘み取りイベントを開催してきた農家に舞い込んだチャンス。早速、果樹農家を中心に「一夜城マルシェ」を結成し、以来、石垣山で農産物を販売している。「鎧塚さんのおかげで、早川の山にたくさん人が来るようになった」。ヨロイヅカファームと共催する秋まつりを前に、「今度は我々が鎧塚さんを盛り立てる番」と誓う。
○…早川で代々続く農家の生まれだが、大学卒業後に選んだ道はサラリーマン。「専業で生計を立てるのは厳しい時代だと、親に別の道を勧められて」。だが、父の他界を機に「長男だし後を継がないと」と農家に転身した。幼い頃から作業を手伝っていたとはいえ、初心者。だが先輩農家の献身的な支えがあり、慣れるのに時間はかからなかった。あれから12年、今では天気情報が何より気になる一人前の生産者だ。
○…「山、海、川があり、箱根もすぐそば。駅から漁港が近く、水産物も農産物も豊富」。故郷の早川の魅力を語りだせば、枚挙に暇がない。周辺には数十年来の付き合いがある友人が多いのも、居心地が良い要因の一つ。地元の仲間と小田原の繁華街で一杯やる際は、「子どもみたい」と妻に笑われながらも早川駅で待ち合わせ、一緒に出かける。「男って、やってることは小学生の頃と変わらない」と語る表情がうれしそう。
○…草刈り機の調子が悪いと助けを求められたり、農家同士にも関わらず収穫物のお裾分けが届いたり。近年は早川でも例外なく農家の高齢化が顕著だが、「ここは情が厚い人が多い地域。人は助け合っていかないと成り立たないでしょ」。毎日農園から雄大な相模湾を見つめる瞳が優しかった。
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