神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

公益社団法人小田原薬剤師会の会長に就任した 荒井 俊明さん 小田原市鴨宮在住 54歳

公開:2019年9月7日

  • X
  • LINE
  • hatena

地域に根差す薬のプロへ

 ○…小田原市と南足柄市、足柄上郡・下郡の2市8町の薬剤師が集い、市町民の健康のために、さまざまな事業を展開する小田原薬剤師会。薬局数124店舗、会員数333人の大所帯を束ねる重責を担う。「仲間の顔が見える関係づくりと薬局同士の連携を図っていきたい。自分がそのきっかけを作れれば」。皆と協調しながら会を盛り上げていきたいと語る。

 ○…子育て支援や認知症関連イベント、公開講座など、住民と触れ合う活動も多い。その中でも公民館などで行う出前講座は大切にしていきたいことの一つ。薬の飲み方や副作用の話だけでなく、「薬剤師との付き合い方も知ってほしい。いつでも相談できる薬剤師が近くにいることをもっとアピールしないと」。医療・介護の専門家と取り組む地域包括ケアシステムの構築には、薬剤師が地域の人たちに安心感を持ってもらうことが大事だという。「研修会を行うなど、自分自身も会もレベルアップし、期待に応えられる集団を目指したい」

 ○…幼少期から重いぜんそくを患い、病院にかかることが多かった。その時にいつも丁寧に接してくれた薬剤師。その姿を見て自然に「自分も将来は薬剤師に」と夢を抱いた。西湘高校から昭和薬科大学へ。卒業後、院内薬局等の勤務を経て2年前「地域密着で患者さんと長く付き合える薬局を」と塚原駅前に龍正堂薬局を開局。「患者さんが動けなくなった時、力になれる存在でありたい」と、熱い思いは尽きない。

 ○…薬局で取り扱う薬の数は約1千種。錠剤の刻印なども確認しながらの作業は神経を使う。疲れた体を癒してくれるのは家族との時間。公園で息子たちとキャッチボールをすれば気分もリフレッシュ。「冬になったら家族で雪山スキーに行きたい。行けるかな」と笑った。
 

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

齋藤 良行さん

ゲストハウス「Have a Nice Day!」のオーナーを務める

齋藤 良行さん

小田原市在勤 35歳

12月7日

川井 健司さん

「注文をまちがえる あつまあるかふぇ」を中心となって企画した

川井 健司さん

南足柄市在住 43歳

11月30日

大橋 史明(ふみあき)さん

箱根登山電車3000形「アレグラ号」の就役10周年を記念した写真展を行う

大橋 史明(ふみあき)さん

秦野市在住 28歳

11月23日

中津川 樹生(みきお)さん

11月30日から開催されるODAWARAえっさホイおどり2024の実行委員長を務める

中津川 樹生(みきお)さん

松田町在住 28歳

11月16日

江成 結己さん

創立70周年を迎えた税理士法人エナリの共同代表を務める

江成 結己さん

小田原市城山勤務 34歳

11月9日

千石 ふみ子さん

令和6年度行政相談委員総務大臣表彰を受賞した

千石 ふみ子さん

真鶴町真鶴在住 70歳

11月2日

あっとほーむデスク

  • 12月7日0:00更新

  • 11月30日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 1/Fゆらぎ

    元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析

    1/Fゆらぎ

    1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

    12月7日

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook