障害がある子の「親なきあと」相談室小田原の代表を務める 松浦 克(つよし)さん 小田原市上新田在住 61歳

掲載号:2019年9月14日号

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困っている人の助けに

 ○…「障害がある子どもを育てている保護者の切実な思いに応えたい」。今年5月に小田原市内の社労士や行政書士など有志28人で会を発足した。経済的な面、生活の場、身上監護や財産管理などについての無料相談や専門家へのマッチングを中心に、9月からはメンバーの専門知識を活かしたミニセミナーも企画。「法律や福祉制度の変化についていけず困惑している人も多い。困り事に対してワンストップで解決できる仕組みを地域で作っていけたら」と真摯に向き合う。

 ○…大学を卒業後、真鶴町や小田原市で中高の教諭を経て、たまたま空きがあったことから小田原の養護学校に赴任した。そこで目の当たりにしたのは「私たちがいなくなった後、この子はどうやって生きていけば…」という保護者の不安。それに応えられない胸の痛みは、定年後に社労士として独立してからもいつも心にあった。「教員としてはできなかった、直接的に関わる助けを」と相談室の立ち上げを思い立ったという。

 ○…今年の夏、29歳になる娘を亡くした。10代から摂食障害となり、長年苛まれてきたが、ようやく前を向き始めた矢先の事だった。「親子だからこそ行き場のないぶつかりもあったが、かけがえのない娘だった」。遺された家族で支え合い、そっと悲しみに向き合う。「娘が残してくれたメッセージがたくさんある。摂食障害などに苦しむ人やその家族のためにできることをしていきたい」

 ○…「きれいなものを見ると心が洗われる」と休日は自然風景や夜景などの撮影旅行に一人で出かける。10年前に始めたアーコスティックギターでは、得意のスピッツを弾き語る。「技術はまだまだ。発表会のソロ演奏に向け、練習に励む日々」と微笑んだ。

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