まちだ名産品のれん会の新会長に就任した 山口 昭さん 金井在住 52歳
「町田の誇れるもの伝えたい」
○…36品目が認定されている町田市名産品の市民への更なる浸透を図る。「一つひとつのお店・事業所が名産品として誇らしいものを丁寧に作っている。量産品では味わえないものがいっぱいです」。現在、市役所で行っている町田市名産品のお披露目販売にも力が入る。「昨年新しく4品目が認定され、全店全てが揃う初めてのイベントです。ぜひ多くの方に来てもらい、町田の味を知ってもらえれば、うれしいですね」
○…ソーセージ専門店「独逸屋」を経営している。高校進学の時から、「お肉を使った仕事がしたい」と決め、大学まで食肉を専門に学んだ。「小さいときから、食いしん坊だったからね」と笑う。遊園地に行ってもフランクフルトを食べるのが好きだった。食べるだけでなく、料理も得意で「肉を料理するのが大好きで、よくハンバーグを作って食べてもらいましたよ」といいうほどお肉が何より好きだった。
○…大学卒業後、生肉店で働き、技術を覚えながら資金を貯め、独立を目指した。結婚も同じ時期で、子ども2人を授かった。「今考えると、お金もなく、将来も不安なときだったけど、『よくやってきたな』と思う。夢があったからかな」と振り返る。29歳で独立し、町田に工場を建て、18年前に現在の独逸屋を設立した。地元町田の豚を使用し、香辛料、化学調味料などは一切使っていない。「豚本来の美味しさを楽しんでもらいたくてね」
○…「地産地消というけど、もっと名産品のことを市民の皆さんに知ってもらいたい」。市民だけでなく、お店同士の交流や取引の活性化ができればと願う。「4年前は1割の人しか名産品のことを知らなかった。昨年は6割に増えた。この数字を伸ばしたい。良いものばかりだから知ってもらいたいんだ」。趣味は奥さんと一緒に行うコーラス。「2年ほどやってないけど、いい機会があれば、また始めたいですね」
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