先月審査された、協同組合日本写真館協会が主催する『第5回日本写真館賞』コンテストで、長津田にある中野写真館の中野修平さん(=今号人物風土記)が優秀賞を受賞した。今月21日には受賞式が東京ビックサイトで行われ「びっくりしたけど、すごく嬉しかった」と喜びを話している。
同コンテストは、写真館協会に所属している写真店の勤務者が対象となっている。今回は全国から1019点の応募があった。
部門は3つあり、七五三や成人式などの営業写真、夫婦などの家族写真、一人の人物を写すポートレートとなっている。全ての応募作品が、依頼を受けて撮られた営業写真となる。
コンテストは、3部門の中から大賞、準大賞が選考され、各部門から5点の優秀賞、10点の入選が選ばれた。中野さんは家族写真部門に応募、優秀賞に選ばれた。
今回のコンテストでは、入選以上の対象者は47人。そのうち、神奈川県からの受賞者は、中野さんを含め2人で、受賞までの道のりは狭き門といえる。
出産待つ喜び表現
中野さんが今回応募した作品は「もうすぐ会えるね。」というタイトル。臨月を迎えた夫婦が、写真を記念に残したいと中野写真館を訪れた。この写真を応募作に決めた理由を、中野さんは「写真に写るお父さん、お母さんの表情が、本当に赤ちゃんの誕生を待ちわび、嬉しそうな表情をしていたから」と話している。
これまで、中野さんは県単位で開催されているコンテストでの受賞歴はあるものの、全国規模では初の受賞となる。
「審査員は、業界では有名な方々。その人たちに認められ本当に嬉しいです。これからも、お客様への感謝を忘れずに頑張っていきたい」と話している。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|