中山に花の絵"いっぱい" ボランティア団体185点展示
中山周辺の県道山下長津田線の街路樹などに今月1日から、児童生徒らが描いた花の絵185点が展示されている。この取り組みは、児童らと活動する「中山中学校区地域連携花いっぱいの会」(米川和子会長)が創立20周年を記念し行っているもの。12月10日まで展示され、米川会長は「多くの方に絵を見てもらい活動を知ってほしい」と話している。
中山周辺に展示された花の絵は、中山中、中山小、森の台小、上山小の児童生徒のほか、地域住民が描いた作品。会の創立20周年を記念し「花の絵を見て植栽活動を多くの人に知ってもらい、緑化活動を通して周辺地域を活性化させたい」という思いで小中学校と地域へ呼びかけた結果185点が集まった。
絵は12月10日(土)までの期間で森の台小付近、中山ラブニール橋、県道山下長津田線の中山小から区役所入り口までの街路樹と、広範囲の場所で目にすることができる。
同会は地域のボランティアで形成されている緑化推進団体で「周辺を花と緑でいっぱいにして、児童生徒の健やかな成長を願う」というテーマで平成4年、植栽活動をスタートさせた。主な活動は年2回、道路脇の街路樹枡へ季節の花を植栽しているほか、中山駅南北を結ぶ「ラブニール橋」にある12個のプランターへの植栽と管理などである。
地域で連携
そのほか、中山中のハーブ園で採れた種を3つの小学校の新入学児童へ寄贈しているほか、中山中文化祭や中山まつりなどにも参加している。同会は、小中学校4校のほか、7つの周辺自治会などとも連携し活動。学校や地域と連携し活動している緑化推進団体は区内でも珍しいという。
米川会長は「少しでも地域の方が気持ちよく過ごして頂ける周辺の環境づくりの一助になればと思う。絵の中に”街をきれいにしよう”などの言葉も見られて嬉しい。これからも子どもたちには、人のために何かをする気持ちを体験してほしい」と話した。
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