今月19日(日)から22日(水)の4日間、千葉県で開催される『第39回全日本中学校陸上競技選手権大会』に、区内田奈・中山中学校と、区内から多くの生徒が通う緑が丘中学校から6選手が出場する。大会が目前に迫り、区内では商店街を中心に盛り上がりを見せている。
今年の全国大会は、今月19日から千葉県で開幕する。出場には指定された大会で各種目の標準記録を上回ることが条件で、区内が関係する3校から一堂に全国に進むのは2年振りのことになる。
昨年まで6年連続で全国大会で入賞者を輩出している田奈中からは、村山知輝くん(3年・3000m)、高橋翔大くん(同・棒高跳)、高橋満南さん(2年・砲丸投、四種競技)の3人が4種目に出場。加藤智明監督は「昨年より出場選手は少ないが、3人のレベルは高く期待できる」と話し、7年連続入賞を目指す。
中山中からは、齊藤達己くん(3年)と館澤亨次くん(同)が1500m・3000mにそれぞれ2種目にエントリー。両選手ともに3000mを得意としており「多くの人に支えてもらっている事に感謝して、全国では2人で入賞したい」と意気込みを語った。
上田菊代顧問が「向上心が強い選手。ファイナリストに残ってくれると思います」と期待を寄せるのが、200mに出場する緑が丘中の大久保公彦くん(3年)。小学生の時に100mで県大会を優勝し全国大会に進んだ経験を持ち、昨年の秋からはストライドが大きくなりタイムが伸び、好調が続いている。大久保くんは「強い選手と一緒に走れることにワクワクしている。どんな状況でも諦めずに勝ちにこだわりたい」と話し、小学生で挑んだ全国の舞台で予選敗退に終わったリベンジに燃えている。
貼紙や横断幕で応援
長津田商店街協同組合では、120の加盟店舗に選手名を明記した黄色のポスターを掲示し、各店舗利用者らへ周知をしている。中山勲理事長は「地元の子どもたちが活躍してくれると嬉しい」と話す。
中山駅南口のアーケードには先月末から幅7メートルの横断幕が掲示されている。中山商店街協同組合のほか中山中生徒3人が色塗り作業に参加しており、学校と商店街が一緒になって応援する。加藤理事長は「良い成績が残せるようにベストをつくしてほしい」とエールを送った。
また、山下連合自治会荒谷孝道会長は「地域の代表として全力を出し切ってほしい」と話した。
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