中山商店街協同組合(加藤龍昭理事長)は、6月2日から16日まで「紫陽花まつり」を初めて開催する。中山から四季の森公園へ続く、プロムナードをアジサイ一色にするとともに一部商店街店舗ではセールなどを行い、集客を図る。
まつり期間中は、約1000株のアジサイが約700mのプロムナードに連なり「紫陽花ロード」となる。初日となる2日にはオープニングイベントとして、寺山保育園駐車場で写真パネル展や出店なども予定されている。一部の商店街店舗ではセールも行われる。
「紫陽花まつり」は、商店街が進める、中山を花の名所にする「花いっぱい、人いっぱい事業」の一環として開催される。同事業は、横浜市商店街課題解決プランに選定されており、昨年から取り組まれている。ほおずき市、秋の花まつり、桜まつりと一年を通して花のイベントを行い、商店街を含めた中山地区への集客を図っている。
「紫陽花まつり」に関しては、昨年6月から準備が進められ、年4回、アジサイを植栽。プロムナードにはもともと、アジサイが咲いていたことから、これに追加して植えることで名所にすることを企画した。年4回の植栽では、商店街組合員のほか、ボランティアが参加。寺山町在住の人など一回に30人を超える協力があり、プロムナード沿いに住む人からは水の提供などもあった。
「地域の方や行政など、予想を上回るたくさんの方々の支えがあって開催することができます。感謝しております」と加藤理事長は話す。
青少年育成の場にも
同事業には、中山中学校の生徒もボランティアに加わっている。同商店街では、生徒が参加する環境を作ることで、事業を通して社会奉仕や地域との繋がりを学んでほしいと考えている。商店街の活性化とともに青少年育成にも取組む、街づくりとしても事業を運営している。加藤理事長は「この季節になったら、中山のアジサイの名所に行きたいと思われる事業にしていきたい。今年は第1回目のスタートですが、2回、3回と続けられるようにしていけたら」と話している。
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