長津田駅前交番 新築工事始まる 10月末には完成予定
長津田駅前仮設交番の新築工事が本格的に始まった。市が行う長津田駅前広場の整備の一環。着工に伴い、駅前の名物として親しまれてきたカエルの像も一時撤去されることになった。
市は、バスやタクシーの乗り入れの利便性向上などを目的に、長津田駅南口入口交差点から駅前広場までのアクセス道路整備事業を2002年から行っている。この工事によって駅前広場は現在の約1千平米から3700平米まで拡張される見込み。
この工事に伴い、駅舎横にあった駅前交番を工事完了予定となる2016年度末まで一時的に移設。仮設交番の新築工事が先週から始まった。
仮設交番は33・88平米の地上2階建て。長津田2丁目1673番6に新設される。工事は約3カ月続く見込みで、完成は10月末頃の予定。
名物「無事かえる像」は一時撤去へ
この工事に伴い、駅前の名物として親しまれてきたカエルの像「無事かえる像」も一時撤去された。撤去工事が行われた先月29日、像があった場所では通行人数人が写真を撮る姿などが見られた。毎日駅を利用するという区内在住の吉木美園さんは「毎日見ていたから少し寂しい。また戻ってきてほしい」と話していた。
「無事かえる像」について横浜市道路局は、地元自治会などと協議のうえ、今後の取り扱いについて決めたいとしている。この像は1999年、長津田自治連合会が中心となり、駅利用者が「無事に帰ってこられるように」との思いを込め建立された。
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