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緑区版 公開:2016年7月7日 エリアトップへ

長津田駅北口エレベーター ”緊急停止”に新対応 聴覚障害者メール送信可能に

社会

公開:2016年7月7日

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長津田駅北口エレベーターに貼られた案内
長津田駅北口エレベーターに貼られた案内

 横浜市道路局などが管理する市内110基のエレベーターで先月17日から、緊急停止時に携帯メールで監視室に連絡できる取り組みが始まった。聴覚障害者など音声会話が困難な人を対象にしたもの。区内では長津田駅北口歩道橋エレベーターで実施される。

 この取り組みは、今年4月施行の「障害者差別解消法」を前に、市が募った市民意見の中に、聴覚障害者から「エレベーター停止時、電話のみで困る」という声があったことをきっかけとして開始。昨年市内14基で試行されていた。

閉じ込め事故など想定

 エレベーター内にはメールアドレス、QRコードとともに「緊急時にエレベーター監視室に連絡ができます」と書かれた案内が貼られており、地震などでエレベーターが緊急停止した場合、閉じ込められた人は、案内に記載があるメールアドレスに送信。監視室内の警備業者とメールで会話することができる仕組み。

 緊急時、音声会話が困難な人がエレベーターなどに閉じ込められるケースなどを想定し、今後も対象範囲の拡大を図っていくという。

 市は今年5月、市聴覚障害者協会の会員と現場検証を実施。同協会からは「緊急時の不安解消につながるこの取組は大変ありがたい」「この取組が他のエレベーターに広がってほしい」といった意見が出されていた。

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