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新治市民の森愛護会 環境大臣表彰を受賞 7月 継続的な保全活動に評価

文化

掲載号:2017年6月22日号

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賞状を手にする大川会長(中央)と野田副会長(左)、荒井事務局長
賞状を手にする大川会長(中央)と野田副会長(左)、荒井事務局長

 緑区新治町と三保町に広がる新治市民の森で環境保全活動を行う「新治市民の森愛護会」が14日、環境大臣から地域環境保全功労者表彰を受けた。長年にわたる樹林保全や次世代に対する里山文化継承活動が評価を集めた。

 新治市民の森は、緑区内に76haの自然を有する。宅地開発が進む横浜市北部域で今なお多くの生態系が維持されており、「奇跡の森」「最後の森」などと呼ばれている。

 同愛護会(大川浩司会長)はこの森を次世代に受け継ごうと2000年、地域住民らにより発足。間伐や下草狩り、植林、見回りパトロールなどの保全活動をはじめ、子どもたちへの里山文化継承として、自然体験教室をはじめ様々なイベントを開催するなど多岐に渡る活動を展開してきた。

 長年に渡るこうした活動に対し、横浜市はこれを国に推薦。今回の大臣表彰に至ったという。同愛護会は昨年、市環境活動大賞を受賞している。

 14日には東京都千代田区で表彰式が開催され、同愛護会を含む全国の受賞者・団体(42人75団体)に対し、山本公一環境大臣から表彰状が贈られた。山本大臣は「今回受賞された方々の活動は全国の環境保全活動の礎になる素晴らしい取り組み。ぜひこれからも継続していただければ」と話した。

 大川会長は「これまで皆で力を合わせて頑張ってきた活動が、こうして評価をいただき、本当に嬉しく思う。仲間とこの受賞を喜びつつ、より一層励んでいきたい」と感想を述べた。横浜市からはほかに横浜市立舞岡中学校科学部(戸塚区)が同表彰を受けた。また、地域環境美化功績者としてほかに1団体と1人が表彰を受けた。 

担い手育成にも意欲

 現在は75人の会員で活動しているという同愛護会。発足から17年が経過し、平均年齢は73歳に及ぶという。「年齢的にも体力を要する作業が難しくなる人もいる」といい、若い後継者の育成は課題のひとつだという。大川会長は「年4回開催している『こども森の日イベント』や小中学校への校外学習支援などを通じ、次世代への里山文化の継承を地道に続けていきたい」と話している。

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