緑区長津田在住の清水敦美さんが、今月14、15日、東京都で行われた国内最大級の花の祭典「フラワードリーム2018プリザーブドフラワーコンテスト」で最高賞となるゴールドアワードを受賞した。
同祭典は、花の持つ魅力や花文化の醸成をテーマに毎年開催されており、今年で10回目。国内のトップフローリストを決定するフラワーデザイン競技会をはじめ、花を媒介とした様々なコンテストや作品展示などが行われた。
7度目の挑戦、実る
清水さんは、この祭典の中で行われたプリザーブドフラワーコンテストに出品。7回目の挑戦で、自身初となる最高賞「ゴールドアワード」に選ばれた。
日本最大級と言われる同コンテストは、生花を特殊な液で長持ちするように加工した「プリザーブドフラワー」を施した∇ギフト∇ウェディングブーケ∇フラワーアクセサリー――の3部門に分かれ、プロ・アマ問わずに出品されたものの中から各賞を選出する。今年は3部門で200を超える作品の応募があった。
「花のパワー、伝えたい」
清水さんは、ウェディングブーケ部門に「Blue wind」と名付けた作品を出品。カップルの幸せな未来を、揺れて輝く青い花で表現した。「普段からブルーが好きで、何かと作品に採用してしまう」と話す清水さん。受賞の瞬間は「喜びよりも驚きが先に来て、手が震えた」と振り返る。清水さんは、1993年ごろから生花のアレンジを習い始め、2008年からはプリザーブドフラワーにも挑戦するようになったといい、年間を通じて様々なコンテストに作品を出品しているという。
「作品を生む苦しみにはいつも悩まされるが、土台を苦労して組み立て、花が乗ると何とも言えずワクワクする。これからも作品を発信していくことで、花の持つパワーや魅力をより多くの人に伝えていけたら」と清水さんは話している。
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