神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2018年5月3日 エリアトップへ

緑区 「電気機器」火災が増加 「誤使用は特に注意を」

社会

公開:2018年5月3日

  • LINE
  • hatena
コンセントからの出火例(市消防局HPより)
コンセントからの出火例(市消防局HPより)

 緑区内で昨年1年間に発生した火災のうち、電気機器による火災が増加傾向にあることが緑消防署への取材でわかった。電子レンジなど生活の身近な所に潜む火災の危険性について、同署では注意を呼び掛けている。

 緑消防署によると、緑区内で昨年1年間に発生した火災件数は36件。前年比で5件減となった。出火原因では、放火が14件、次いで電気機器による火災が4件、たばこ3件、ストーブ3件、こんろ1件だった。

 火災件数が減る中で、前年に比べて増えたのは「電気機器」による火災。一昨年は0件だったが、昨年は4件と増加。ストーブも同様に、昨年0件から3件増加した。「電気機器」に起因する火災は横浜市内でも増加傾向にあり、その増加率は約2・6倍と昨年最も増加した。

電子レンジや蓄電池で

 「電気機器」による火災は主に、古いコンセントやプラグがショートして出火したり、水分やほこりの付着で火花放電が起こる「トラッキング現象」などの例が市ホームページなどでも紹介されているが、区内で発生したものは電子レンジの誤使用や過加熱によるものが2件、ほかにノートパソコンの蓄電池が発熱し破裂、その際に発生した電気火花が電解液に着火し出火したケースが1件、自動車整備中にガソリンを抜き取る電動ポンプに電気火花が発生し、ガソリンに引火した出火が1件だった。

 同消防署では「電気は生活の中で必要不可欠なものだが、誤った使用法や使用環境によっては思いがけない火災を引き起こし尊い命を奪ってしまう」と注意を呼びかけ、∇電子レンジでは調理不可の包装(冷凍食品でアルミニウムを含む材料で包装したもの)は過熱しない∇必要以上に加熱しない∇アイロンやドライヤー、電気ストーブなどの熱を発する機器は電源を入れたまま放置しない(その場を離れる時は必ず電源を切る)∇使わない機器のプラグはコンセントから抜く――ことなどを具体策として示している。

緑区版のトップニュース最新6

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook