子育て中の母親が13日、十日市場を中心とした地域情報を発信するウェブサイトを立ち上げた。「“ママ目線”で、ママだからこそ気が付く、リアルな情報を発信していきたい」と意気込みを見せている。
ウェブサイトの名前は「ten e's net(テンイーズネット)」。ライターを務めるのは、子育て中の母親が中心。元日本経済新聞記者を招いて今年2月から3月に開催された「十日市場の魅力を発信するママライター講座」の受講生らで、「子育て中の母親目線の情報発信ができないか」とウェブサイト立ち上げの話が持ち上がった。同講座で学んだインタビュー術や文章の表現方法などをサイト運営に活かしていく。
具体的には、「イベント」「専門家」「教育」「食べる」「エコ」「防災」「経験」「縁」「絵本」「笑顔」という10個のテーマを定め、情報発信をしていくという。
メンバーの田中理紗さんは、現在1歳の子どもを育てる母親だ。田中さんは「子育て中の母親にとって、役に立つ情報をまとめたサイトがあれば、便利。書き手もママたちなので、必要な情報を必要な時に知ることのできるサイトにしたい」と話した。
現在、月に1回程度のペースで編集会議を行っているという。「ベビーカーでも入店しやすい飲食店の情報がほしい」「子育てのアドバイスを専門家に詳しく聞きたい」など様々な意見が出される。
15日には、緑区地域子育て支援拠点いっぽで、ウェブサイトのお披露目イベントが開催され、集まった母親らから「どのような情報が必要か」をヒアリングしていた。メンバーの井山恵理子さんは、「コミュニケーションをとり、生きた情報発信ができたら」と話した。
ウェブサイトは、【URL】https://www.tenesnet.yokohama/から見られる。
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