緑区民音楽祭実行委員会のメンバーは緑区民文化センターみどりアートパークで6月24日、林文子横浜市長との「ぬくもりトーク」で運営についての課題共有など、意見交換を行った。
市長が地域で活躍する団体のもとを訪れる「ぬくもりトーク」。当日は、みどりアートパーク内ホールのステージ上が会場となった。
前半では、主に音楽を身近に感じる場づくりや、新人演奏家のプロデュースを手掛ける同実行委員会の本田義之代表らから会の概要を林市長に紹介。緑区でコンサートを聴く機会のあまりなかった1983年に「身近な場所で良い音楽に触れる機会を提供したい。音楽を通じて区民相互のふれあいの場を作ろう」との思いで「緑区民音楽祭ふれあいコンサート」をスタートさせた発足当時のエピソードを紹介した。
また、会の発足35周年と緑区制50周年を記念して公募・オーディションを経て結成した「中学生合唱団」が10月27日(日)に緑公会堂で行われる記念コンサートなどで合唱を披露することに加えて、「コンサートにおける音楽ジャンルの拡大」などの課題も報告した。
それを受け林市長は「高齢者はリピートが多いと思いますが、採算は取れていますか?シニア世代を中心に身近で良質な音楽を聴けることは良いこと。市でも取り組んでいますが、文化芸術による子どもたちの育成も進められるよう頑張ってください」と言葉をかけた。
本田代表は「林市長から”子どもたち”というキーワードが出た。若者向けのコンサートは集客が困難な部分もあるが、集客できるコンサートを開催できるよう、企画力の向上ができたらと思う」と話した。
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