緑区版 掲載号:2019年10月10日号 エリアトップへ

横浜市無電柱化 緊急輸送路、34%整備済み 課題は高額整備費

社会

掲載号:2019年10月10日号

  • LINE
  • hatena
住宅街に立ち並ぶ電柱
住宅街に立ち並ぶ電柱

 台風15号による千葉県内を中心とした大規模停電を受け、地上の電柱や電線を無くす「無電柱化」に注目が集まっている。横浜市は昨年12月、市無電柱化推進計画を策定し、緊急輸送路での整備を進めており、同路線での無電柱化率は現在約34%(約64Km)。市の取組みなどを取材した。

 市は無電柱化を推進するため「都市の防災力の向上」など3方針を掲げている。同計画では通学路や商店街、駅周辺での整備を推進するとしているが、具体的な目標は横浜駅や新横浜駅周辺など一部地域を除き、ほぼ示されていない。

 一方、災害時に避難や救助、物資運搬のため緊急車両が通行する第1次緊急輸送路(延長187Km)である環状2号線と山下本牧磯子線、鶴見溝ノ口線での整備を2027年度までに完成させることで環状ネットワークを構築し、被災時に備えるとしている。

1Kmあたり3・5億

 市によると、地下埋設物等の状況で工事費は異なるものの、無電柱化整備費用は1Kmあたり約5・3億円とし、無電柱化を推進するには多額の事業費と工事期間を要することが課題だと説明する。

 そのほか、市は災害時の重要拠点となる区役所や消防署、警察署への「災害時重要拠点アクセス路」でも無電柱化を順次進めており、神奈川区、西区、保土ケ谷区、旭区、港北区、緑区、瀬谷区を除く市内11区で着手済み。27年度までに、市内18区すべてのアクセス路で整備を着手し、港南区、南区、金沢区、青葉区のアクセス路は同年度の完成を目指す方針だ。

「引き続き事業推進」

 今回の台風15号の影響で1都6県、最大約93万軒が停電。千葉県では約63万軒と甚大な停電被害が発生した。これを受け、国交相が災害対策に向けて無電柱化を全国的に進める方針を示した。東京都では千葉県内での電柱倒壊や電線の切断が停電長期化の一因とし、島しょ部などで実施している無電柱化事業のスピードを加速させる意向だ。

 横浜市道路局担当者は無電柱化の重要性については認識しているとし、「第1次緊急輸送路は優先的に無電柱化を推進する必要がある。引き続き積極的に事業を推進していきたい」と話している。

十日市場の歯医者 みどり歯科

安心の保険診療中心。車椅子のまま乗降可能な専用車で無料送迎できます。

https://midoridc.net/

<PR>

緑区版のトップニュース最新6

防災拠点の3密対策 強化

横浜市

防災拠点の3密対策 強化 社会

「分散避難」呼びかけも

7月9日号

長津田まつり初の中止に

長津田まつり初の中止に 社会

コロナ対策で「苦渋の決断」

7月9日号

医療体制拡充に56億円

横浜市

医療体制拡充に56億円 政治

コロナ第2、3波に備え

7月2日号

起業支援拠点が本格稼働

起業支援拠点が本格稼働 経済

セミナールームも初公開

7月2日号

8月代替大会開催に喜び

県高校野球

8月代替大会開催に喜び スポーツ

「3年生集大成の場に」

6月25日号

どう変わる?学校生活

市立小中

どう変わる?学校生活 教育

7月に給食・部活再開

6月25日号

サービス付き高齢者住宅

優良施設「和楽久シニアレジデンス長津田」で見学随時受付中

http://mattou.jp/

よこはまあおとクリニック

「住み慣れた我が家でいつまでも自分らしく過ごしたい」という思いを大切に。

https://aoto-zaitaku.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 7月9日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

  • 5月14日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年7月9日号

お問い合わせ

外部リンク