緑区版 掲載号:2019年11月7日号 エリアトップへ

横浜市 内水氾濫に備え、下水強化 多面的に対策推進

社会

掲載号:2019年11月7日号

  • LINE
  • hatena
整備が進む雨水幹線(イメージ)
整備が進む雨水幹線(イメージ)

 今年10月に全国的な被害をもたらした台風19号。横浜市に隣接する川崎市では、雨水を川に流す下水道管から川の水が逆流する内水氾濫により、市街地に泥水が溢れる被害に見舞われた。市ではこの内水氾濫に対し、下水道事業中期経営計画により4カ年の浸水対策を策定。下水道整備のほかグリーンインフラの活用等、多面的に対策を推進している。

 内水氾濫とは、通常は下水道管や水路、道路側溝などを流れて河川に排水される街に降った雨が、集中豪雨などにより、下水道管や水路が満水になり河川に排水できず、マンホールや道路側溝の雨水ます等から溢れる現象。

 市の中期経営計画によれば、近年の浸水被害と局地的集中豪雨への対応として、これまで浸水被害を受けた地区のうち、【1】川より地盤が高いエリアには時間降雨量約50mmに耐えうる雨水幹線(下水道管)・調整池等【2】川より地盤が低いエリアには時間降雨量約60mmに耐えうる雨水幹線・調整池――を整備する。2017年度時点で【1】は全129地区中約8割【2】については、同じく17年度時点で全41地区中9割弱で整備済み。どちらも21年度中には、9割以上の整備完了を目標としている。

 市によれば、川より地盤が低いエリアは、川からの水が逆流しやすくなるため、より多くの雨量に耐えられる下水道管を整備するという。

雨水ますも設置

 ただ下水道管等の整備は長期間に渡るため、整備完了までの短期的な措置として、道路の拡幅や修繕時に道路側溝に水を排水する雨水ますを随時設置する計画。さらに担当者は「下水道管強化や雨水ます設置だけでなく、一例をあげると新横浜公園の『レインガーデン』をはじめとした、雨水の保水・浸透機能を高めるグリーンインフラの活用など、多面的に推進している」と話す。

 一方、課題としているのは市民の危機意識向上。「例えば雨水ますの上に車乗り入れブロックを置くと排水機能を失ってしまう。危険地区は浸水(内水)ハザードマップを各区で配布し、市HP上でも公開しているのでぜひ一度参照してほしい」と呼び掛けている。
 

十日市場の歯医者 みどり歯科

安心の保険診療中心。車椅子のまま乗降可能な専用車で無料送迎できます。

https://midoridc.net/

<PR>

緑区版のトップニュース最新6

アートパークで2日間

長津田音祭り

アートパークで2日間 文化

ジャズ企画も実施決定

11月14日号

県内不足数、3万人超

看護職員

県内不足数、3万人超 社会

厚労省が2025年推計公表

11月14日号

和洋の垣根超えコラボ

マルヤそら

和洋の垣根超えコラボ 経済

ラムレーズンで商品開発

11月7日号

いじめ認知件数、過去最多

公立小中学校

いじめ認知件数、過去最多 教育

市調査で前年比2割増

10月31日号

地域交流の思い広がる

いぶき野太田さん宅

地域交流の思い広がる 社会

コミカフェの利用者増

10月31日号

高まる重要性 活用に本腰

ハザードマップ

高まる重要性 活用に本腰 社会

市、「規模超え溢水ある」

10月24日号

十日市場の歯医者 みどり歯科

安心の保険診療中心。車椅子のまま乗降可能な専用車で無料送迎できます。

https://midoridc.net/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

緑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク