意見広告・議会報告
大きな前進〜中学校昼食が『給食』へ 自民党 横浜市会議員 かもしだ啓介(34) 市政報告【5】
2月19日の「令和2年、第1回横浜市会定例会、こども青少年・教育委員会」にて、ハマ弁のこれまでの取組状況を検証・評価するために昨年4回に渡って開催された『横浜市の中学校昼食に関する懇談会』の結果報告と、『中学校昼食に関するアンケート調査』について、委員としていくつか質問しました。
■選択制が評価されている
生徒・保護者・教職員の幅広い声を把握した今回のアンケートでは、横浜市の中学校昼食の「選択制」(ハマ弁、家庭弁当、業者弁当の選択)について「自由に選択できるのが良い」と回答した割合が最も多いという結果になりました。アレルギーや宗教上の理由等、共働き世帯の増加、子どもや家庭が多様化していく中で、小学校の給食のように全員が同じものを食べるのではなく、ライフスタイルや日々の都合に合わせられる「選択制」の継続が求められています。
■デリバリー型への期待
「仮にデリバリー型給食を実施した場合の利用希望頻度」の設問では、中学生保護者で約5割、小学生保護者で約4割がデリバリー型給食を毎日利用したいと回答がありました。週4回から月1回の利用を含めると、それぞれ約7割がデリバリー型給食を利用したいと回答がありました。ただし、事業者とのサウンディング調査で供給体制に課題があることが分かっています。
■学校給食法上の給食とは
現在のハマ弁の実施主体は事業者です。給食となれば、献立作成や食材調達の規格策定、衛生管理、国産化率の向上、地産地消の推進等食材の充実が求められるなど、市として中学生の食に関わる責任がより明確になり、保護者の安心感につながります。
■常任委員会を経て、本会議で市長が答弁
2月19日は常任委員会で給食について私が質問し、2月21日には自民党横浜市会議員団古川団長の「デリバリー型給食の早期実現を目指すべき」との質問で、市長から「ハマ弁を学校給食法上の給食と位置づけ、選択制の充実に向けて令和3年度実施を視野に入れていく」と方針が示されました。この市長答弁は、「デリバリー型給食をやる」と明確に打ち出したのと同義です。大きな前進です
■名称変更も視野に
名前と魅力は直結します。私は、質問の中で「ハマ弁」のネガティブな印象を払拭するために名称変更を訴えました。「給食」と位置付けることも検討するのであれば、名称について議論することもあるとの回答でした。
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