このほど、子どもたちが選んだ地域の魅力スポットに選出されたことを紹介する看板が区内7つの中学校区に1カ所ずつ設置された。緑区制40周年から続く「子ども達の夢の緑区推進事業」の締めくくりの取組みとなる。
看板の設置は、2009年に緑区制40周年を迎えるにあたり、スタートした「子ども達の夢の緑区推進事業」(通称・夢みどり事業)の一環。10年後のまちの姿を想像して緑区の魅力を再認識し、新たな緑区の魅力づくりをすること。また、子どもたちの夢と希望と創意を生かした「子どもたちの夢の緑区」をまとめて、まちづくりに反映することを目的としている。
事業を開始した08年度に、区内小中学校の児童生徒が会議を重ね、緑区の理想の将来像を夢みどり50プランにまとめた。そのうち、「緑や公園が多い住みやすい緑区」「人にやさしく、誰もが不自由なく生活できる緑区」「みんながあいさつをしあう緑区」「みんながふれあえる活動や行事がたくさんある緑区」など”7つのねがい”を掲げている。区の担当者によると、この夢みどり50プランを基にこれまで、公園清掃活動やボランティア活動などを行ってきたという。
今回の看板は、区内の各中学校区(田奈中・霧が丘学園・十日市場中・緑が丘中・中山中・鴨居中・東鴨居中)に1カ所設置する。看板には未来の緑区へのメッセージが書かれており、各エリアごとの魅力スポットが地図上で示されている。
鴨居中エリアでは白山地区センター、鴨池大橋、竹山池が選出されており、同地区センター入り口の自動ドア付近に看板が設置された(2月18日)。その他のエリアの魅力スポットは以下の通り。
田奈中(長津田みなみ台公園、長津田公園、玄海田公園)、霧が丘学園(こどもログハウス、萱場公園、赤道)、十日市場中(里山交流センター、十日市場東公園、新治市民の森、慎吾ママの壁画)、緑が丘中(北八朔公園)、中山中(線路沿いのずい道、四季の森公園)、東鴨居中(杉山神社、東鴨居中学校西門側、東本郷小学校)。
普段白山地区センターを利用しているという内藤春陽(ひなた)くん(鴨居中1年)は「緑区は自然が豊か。子どもたちが遊べるような公園などがずっと残ってほしい」と話した。なお、全7カ所設置は3月末までに完了の予定となる。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|