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4月25日
長津田宮ノ前公園に20日、同公園愛護会念願の花壇が完成した。公園内の一角に三角形の花壇を整備し、区から提供された花苗を植えた。杉崎勉会長は「今後はみんなで管理していく」と意欲を見せた。
長津田宮ノ前公園(長津田みなみ台1の26の1)は、長津田みなみ台地区造成などが一段落した2002年に完成。大型の複合遊具や健康遊具があり、広さは約2500平方メートル。同年に愛護会が結成され、所属する会員が月2回程度の清掃活動を継続して行なってきた。
杉崎会長によると、愛護会発足当時の会員は4人。その後、メンバーの高齢化や公園利用者増加に伴う会員の負担増を理由に15年、地域に向けて会員増強を訴え、新メンバーの加入に成功。現在は16人が所属している。
5年ほど前から、会員の間で「花壇を作りたいね」という話が持ち上がっていた。一方で、敷地面積が広く「草むしりが大変でそこまで手が回らない」「子どもたちが走り回るので危険なのでは」といった声もあった。
講座の参加がきっかけ
転機となったのは、土づくりから花壇づくりまでの一連が学べる「花と緑のサポーター養成講座」への参加。メンバーの小田川綾さんと岡部初枝さんの2人が種まきやポット上げの知識を習得したことで花壇作成の機運が一気に高まった。
花壇づくりの作業を行った20日には、区から支給されたマリーゴールドやコリウスの苗を会員が協力して植えた。
杉崎会長は「未就学児から高齢者までが訪れる公園なので、きれいな花で癒されてもらえたらうれしい。今後は、水やりなどの計画書を作ってみんなで管理していく。会員増強にもつながれば」と笑顔で語った。
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