長津田自治連合会(井上敏正会長)は現在、長津田町誕生八十周年記念誌の作成を進めている。井上会長は「古くからの住民と新住民同士や世代間の交流などが必要だと考えている。一番は長津田に愛着を持ってもらいたい」と思いを語った。
長津田町の誕生は1939年。横浜市に編入されたことで、「神奈川県都筑郡田奈村大字長津田」が「横浜市港北区長津田町」となった。
その後は編成を繰り返し現在の横浜市緑区長津田町となっているが、2019年に長津田町誕生八十周年を迎えた。同記念誌編集委員会の岡部豊さんによると、長津田の歴史が記録されている郷土史は「田奈の郷土誌」「大正・昭和 激変の庶民生活史〜長津田のあゆみ」などが存在する。しかし、ここ約40年の刊行はなく、同自治連合会は「近年長津田で起こった出来事なども記載したものを作り、後世に歴史を繋いでいかなくてはいけない」と記念誌の作成を企画。また、横浜市への編入当時の人口は約2000人だった同地区だが、近年では4万人を超えている。新旧の住民同士の交流や長津田の歴史を多くの住民が知ることで郷土愛を深める狙いがある。
150人以上を取材
19年には関連事業として「長老に聞く長津田の80年 そして未来へ〜長津田に愛着と誇りを〜」を開催。記念誌作成については、9人のインタビュアーで地域住民への取材を行いまとめる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で面会ができずに難航していた。昨年秋から徐々に取材を再開し、150人以上から様々な話題を取材しており、現在は校正作業に入っている。記念誌は約150ページを予定しており、古代から昭和までの通史のほか、横浜編入後の出来事や庶民の暮らし振りを年代ごとに分けて紹介する予定だ。
なお、完成は2023年1月を見込んでおり、関係者らへの配布を予定している。
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