田奈中学校ソフトテニス部が、昨年末に三ツ沢公園で行われた「令和5年度横浜市民スポーツ大会ソフトテニスジュニア中学1年生男子団体の部」で優勝した。同校の1年生大会男子団体の部優勝は6年ぶり2度目。
市内72校が出場しトーナメント形式で行われた同団体の部は、ダブルス3試合を行い各試合2勝先取で勝ち上がる。同校は4回戦までストレートで勝利。準々決勝と準決勝では1試合を落としたものの決勝に駒を進めた。上白根北中との決勝戦でも1試合を落とす展開となったが、3試合目で勝利し6年ぶり2度目の優勝を果たした。
同部の志内克行顧問は、「ほとんどの生徒が中学に入ってからソフトテニスを始めているので、普段の練習ではとにかくボールにたくさん触れられるように心掛けている」と話し、大会では「『しっかりと相手のコートに(ボールを)返していこう』と声を掛けた」と語る。
同大会で優勝した同校は、1月21日(日)の神奈川県1年生研修大会と2月11日(日)の関東近都県1年生研修大会への出場権を得ており、現在は上部大会へ向けた練習を行っている。志内顧問は、「1試合でも多く勝ちたい。県大会でナンバー1になって関東大会に弾みを付けられたらうれしい」と話す。
育成選手に選出
1年生代表として大会優勝に貢献した小林颯太さんは現在、日本ソフトテニス連盟競技者育成プログラムの育成対象選手(U─14)に選ばれている。同プログラムは、国際レベルの競技能力の開発を目指し、競技者のそれぞれの時期(U─20・17・14)に最適な指導を一貫して行うことなどを目的としている。小林さんは現在ステップ2の選考会に参加しており、ステップ4は全日本U─14の選考会となる。
小学校低学年から硬式テニスの練習を続けている小林さんが軟式テニスを始めたのは中学生に入ってから。育成選手の選出について「周りの上手い選手に刺激をもらっている」と話した。
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