意見広告・議会報告
県政レポート 61 子どもの貧困10・1% 神奈川県議会議員(緑区選出) 古賀てるき
県は、子どもの貧国について初めて実態調査を行い、いわゆる「貧困状態」は10・1%だったとの結果を示しました。
調査は、令和5年8月〜9月に、県内の中学2年の子どもがいる家庭から無作為抽出した4320世帯に協力依頼し、そのうち1715世帯からの回答によるものです。
分かり辛い相対的貧困
ここにいう「貧困」は、食料や水が無いなど生きる上で必要最低限の生活水準が満たされていない状態(絶対的貧困)ではなく、生活状況が自分の属する地域社会の大多数よりも貧しい状態(相対的貧困)を意味します。
調査結果を受け黒岩知事は「他県との比較などの分析をして必要な政策を検討する」とし「令和6年度は小学5年、高校2年がいる家庭に対し調査する」と述べました。
代表質問の成果!?
私は、昨年の第2回定例会代表質問において「実態を細かく把握する為、中学2年生に限らず対象を拡大した調査を行うべき」「調査結果については、県立福祉保健大学と連携するなど神奈川独自の視点から分析すべき」と提言いたしましたが、その成果が出たものと言えます。引続き注視してまいります。
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