平成23年度に緑区が取り組む地域福祉保健計画「第2期みどりのわ・ささえ愛プラン」が4月から本格始動した。第2期では、区民からのアンケート結果を元に地域ごとの課題などを反映させた地区別計画が核となる。
みどりのわ・ささえ愛プランは平成23から27年度の5年間に渡り「誰もが安心して暮らし続けられる緑区を目指して」を柱に、地域の福祉保健を推進するための目標や課題解決に向けて、区民・事業者・行政が協働で取り組む事業。
地区の特徴生かし
第1期では区計画のみの実施だったのに対し、第2期では区内11の連合自治会単位で地域の特徴を反映させる「地区別計画」を策定。平成21年4月に地区別計画推進委員会を発足し、各地区ごとに延べ32回の委員会を実施してきた。委員会は、主に連合自治会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、老人クラブ連合会などの地域住民らで構成。11の地区ごとに見てみると、「孤立化をなくす」「世代間・活動団体間の交流を進める」などの”つながり”を大切にしていきたいという内容が目立つ。
長津田地区の井上俊之助地区別計画策定委員会長は「地域の皆様と一緒に、一丸となって推進してまいりたいと思っています」と話す。
基本目標を継承
第1期に続き、第2期でも引続き区計画の基本目標を継承する形となる。【1】地域での「つながり」のあるまちづくり【2】「一人ひとりの力」が発揮できるまちづくり【3】みんなが活動できる「機会・場」のあるまちづくり【4】必要な「情報」が入手しやすいまちづくり【5】「安全・安心・健康」のまちづくりを推進していく。
津田洋子緑区福祉保健課長は「区民アンケート(平成21年実施)で85%の方が地域とかかわりたいと考え、つながりを求めているということがわかりました。また、つながりを課題にあげる地区も多く、区としては橋渡しとなれるような支援をしていきたいです」とコメントしている。
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