神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2012年7月12日 エリアトップへ

横浜市 犯罪被害者相談室を設置 関係部署が連携し支援

公開:2012年7月12日

  • LINE
  • hatena
専門の職員が相談に応じる
専門の職員が相談に応じる

 横浜市はこのほど、犯罪被害者やその家族を対象とした専用の相談室を開設した。相談室には、専門の職員が常駐。総合窓口として、相談者の話を聞き取り、国や県、区などの福祉担当部署や県警などと連携しながら、問題解決や支援に当たっていく。

 今回、相談室が設置されたのは、市市民局人権課の中。区役所などで社会福祉や相談業務などを担当してきた専門の市職員が常駐し、最初は電話で、その後は希望や必要に応じて面接で、相談を受ける。対象は、被害者本人とその家族で、どちらかが横浜市民であること。費用は無料。

 犯罪被害者となった場合、犯罪そのものは警察、犯罪被害給付金などの支援は県や国、損害賠償請求など法的な手続きは弁護士会や法テラス、怪我などによる生活支援は区役所といったように、様々な部署との専門的なやり取りが必要となる。相談室では、「被害者のための総合的窓口として、気持ちに寄り添いながら話を聴き、問題解決に向けて施策や支援部署などを過不足なく案内する。再び平穏な生活を営めるように取り組んでいく」と話す。

 相談専用は【電話】045・671・3117。平日午前9時から午後5時まで。

県内5番目

 県は専門相談室「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を2009年6月、横浜駅西口に設置しており、2010年度は878件、11年度は790件の相談が寄せられている。

 国が05年と11年にまとめた犯罪被害者等基本計画では、自治体が総合窓口を設置するよう要請している。県内では川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、三浦市が専門の窓口を設置しており、横浜市は5番目。担当課は「市民が立ち寄りやすい横浜駅に県の相談室ができ、サポート体制は充分という考えがあった」と話した。
 

緑区版のトップニュース最新6

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook