長津田駅北口で整備が進んでいる「長津田駅北口地区第一種市街地再開発事業」で、タワーマンションを含む複合施設「長津田マークタウン」が3月27日にオープンし、セレモニーが行われた。テナントとして入る(株)マルエツ(東京都豊島区)も同日、営業を開始し北口駅前は大きな賑わいを見せた。
セレモニーには、同事業を施工する横浜市住宅供給公社のほか(株)マルエツ、区内選出の県議会、市会議員、長津田商店街協同組合、周辺自治会などの関係者約30人が出席。あいさつにたった、住宅供給公社の小松崎隆理事長は「足かけ30年、地権者や県、市会議員の皆様、まちづくり協議会など、様々な方々のご協力により、オープンすることができました。この長津田マークタウンが地域のシンボルとして、まちづくりのキーとしての役割を果たせていけたら」と話した。
その後、代表者によるテープカットが行われ、マルエツ長津田駅前店がオープンした。
同事業は、2007年に都市計画決定され、2010年に再開発ビル工事に着手。総事業費は約185億円で、敷地面積は約2・2ヘクタール。今回のオープンは、地上28階建ての住宅タワーマンションを含んだ商業施設。現在、駅前では交通広場が整備されており、ペデストリアンデッキの設置も計画されている。市住宅供給公社によると、グランドオープンは今年の秋を予定しているという。また、開館準備が進められている緑区民文化センターは10月5日にオープンする予定だ。
活性化と共存を
(株)マルエツによると、オープン初日の27日は、目標比115%の売り上げがあり「週末も家族連れなど、多くの方々に来店頂き、順調なスタートがきれた」としている。一方で、移転オープンしたマルエツの影響について、長津田商店街協同組合の中山勲理事長は「これから人の流れなどがわかってくるのでは。マルエツさんに人が集まることが予想されるので、各店舗、共存できるように工夫していき、街の活性化につなげられれば」と話している。
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