神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2013年4月18日 エリアトップへ

市民意識調査区別結果 防災拠点「場所わかる」6割 昨年の2倍増に

公開:2013年4月18日

  • LINE
  • hatena

 横浜市が先ごろ発表した市民意識調査によると、緑区では、大規模災害時の避難場所となる「地域防災拠点」の場所がわかると答えた人は約6割だった。これは都筑、磯子区に次いで市内で3番目に高い数字で「防災への意識が高まっているのでは」と緑区役所担当者は話している。

 同調査は政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月にかけて行われ、市内20歳以上の2314人から回答を得た。内、緑区は119人。

 調査では、災害への備えについての項目の中で、地域防災拠点を「知っているし、場所もわかる」と回答した緑区民は64・7%。昨年の34%と比べ約2倍となった。「知っているが、場所は知らない」が10・4%で、7割以上が「知っている」と答えた。

 緑区は「昨年初めて四季の森公園で防災イベントを実施するなど、広報紙や区民まつりなどで、防災拠点について啓発してきた。その効果が出ているのでは」と分析している。

 今年1月の長津田小学校での防災訓練では、例年の倍以上の参加があった。同小学校地域防災拠点運営委員会の井上俊之助委員長は、これまであまり見られなかった家族での参加があったことから、「家庭内の防災に対する意識が高くなっている」と区民の意識の変化を実感している。

 一方で「知らない」が22・7%。「場所を知らない」と合わせると約3割が避難場所を把握していない結果となった。緑区は「転居して間もない方には、パンフレットなどを通して、周知を行っていきたい」としている。

信頼感は市内トップ

 また「価値観」についての項目では、「一般的に人は信頼できる」が30・3%、「困ったときは可能な範囲で手助けをする」が39・5%でいずれも市内トップの数値だった。緑区は「隣近所や周辺の方々とのつながりは、災害時にも生きてくる。このような結果になりうれしい」と話している。

緑区版のトップニュース最新6

先進事例として栄冠

霧が丘ぷらっとほーむ

先進事例として栄冠

かながわ福祉サービス大賞

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook