神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2020年10月15日 エリアトップへ

市営地下鉄グリーンライン コロナ対策で常時換気へ 来年度までに全車両改修

経済

公開:2020年10月15日

  • LINE
  • hatena
グリーンライン車両(市交通局提供)
グリーンライン車両(市交通局提供)

 横浜市交通局は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために市営地下鉄グリーンライン(中山-日吉間)の換気装置の改修工事着手へ準備を進めている。

 先月、横浜市会で1億9800万円の補正予算が可決。来年度の全車両改修に向けて順次工事が進められる。

 通勤や通学など横浜市民、緑区民らの足となる市営地下鉄グリーンラインの乗車人数は、同局によると一日当たり約15万人が利用している(令和1元年度)。中山駅の乗車人数は、一日当たり約1万5000人となっている(令和元年度)。

 近年では混雑率も上昇しており令和元年度は163%と今後も多くの利用が見込まれる。区内には、中山駅がある。

より安全な車内へ

 コロナ禍で、グリーンライン車両では常時換気が難しいことが問題視されている。グリーンラインの窓は固定されており開閉することができないため、利用者から「常時換気を行ってほしい」「換気は十分にできているのか」などの声が一因となり、市はコロナ対策の一環として改修工事を行うこととした。

 現在グリーンラインでは、各駅停車時や両端駅での折り返し時のドアの開閉、車両上部の換気装置を運転することで車内換気を実施している。

 しかし、車両に搭載される換気装置は、停電などの非常時に備えた蓄電池を使用しているため一時的な稼働しかできず、上りは高田-日吉間、下りは東山田-センター北間のみでの換気となっている。同局車両課長の山畑勝さんは「通常ならば、車両乗降時の窓の開閉で換気は足りるが、新型コロナの情勢を鑑みて変更していくことになった」と話した。

 今後は、常時換気ができるよう、換気装置のバッテリーが長く持つような改修を行っていく。17編成68両の車両のうち、今年度3月までに4両車両分を1〜2本、来年度までに全ての改修を目指し、感染拡大の防止を図っていく。

 また、ブルーラインでは窓を開けての換気を実施。どちらも車両内の消毒や職員のうがい手洗いの徹底など新型コロナウイルス対策を行っている。

緑区版のトップニュース最新6

緑区からボートレーサーに

東本郷在住植竹玲奈さん

緑区からボートレーサーに

28年ぶり、デビューは5月

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook