政府が11月3日付けで発令した2020年秋の褒章受章者で元緑防犯協会会長の塚田順一氏が、防犯功績として藍綬褒章を受けた。11月26日には緑警察署で伝達式が行われ「みなさんの協力があって頂けたものだと思う」と塚田氏は話した。
褒章は、社会における優れた行いや業績のある人に褒章の記章を授与するもので、功績の内容によって紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、藍綬褒章、紺綬褒章の6種類が定められている。
例年であれば都内で伝達式が行われる。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で中止に。11月26日には緑警察署で伝達式が行われた。
今回塚田氏は、防犯功績として藍綬褒章を受けた。塚田氏は1987年より緑防犯協会理事に就任。その後2004年から06年の2年間同協会会長を務め、これまでに防犯銅賞(1999年)、関東管区警察局長表彰(2004年)、防犯銀賞(08年)、防犯金賞(14年)、警察協力賞(17年)などの賞を受賞している。
塚田氏によると同協会会長時代、「区内の犯罪情報を正確に伝えなければならない」という考えから、情報を一斉送信するためのFAX受信機を区内11連合自治会長宅に配るなどの取り組みを行ったという。
褒章を受けた塚田氏は「みなさんのご協力のおかげで頂けた」と話し、「長年の家族の支えに感謝している」と、縫子夫人へ感謝の気持ちを口にした。
なお、区内からは関本利治氏(元港北企業防犯協会会長)が同じく防犯功績として藍綬褒章受章者に選ばれている。
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