横浜環状北西線のトンネル上部(北八朔町218番地13ほか)の土地を利用した「山下地域ケアプラザ」の整備が4月の開設に向け進んでいる。区の担当者は「新たな福祉保健活動の拠点として間もなく完成する。皆様に身近な施設として多くの方に利用して頂きたい」と話している。
緑区内では、十日市場、長津田、中山、東本郷、鴨居、霧が丘に続く7館目の地域ケアプラザとなる。区の担当者によると、これまで同地区の住民を対象とした地域包括支援センターは特別養護老人ホームふじ寿か園が、また、地域活動交流は中山地域ケアプラザが担ってきたという。これまで区は新たな地域ケアプラザを整備する方針のもと、地域住民や各種団体の代表が参加した懇談会などを開催し、各方面から意見を聞きながら整備を行ってきた。区福祉保健課・米岡由美恵課長によると、これまで2つの施設で担っていた福祉・保健に関する身近な相談窓口、地域の福祉・保健活動の拠点という機能を新施設に集約することで、より地域住民らが生活・活動しやすくなることが期待されるという。
建物は木造1階建てで敷地総面積は約1736平方メートル(建物延床総面積/約471平方メートル)。開所後の開館時間は月曜から土曜の午前9時から午後9時(日・祝午後5時まで)。指定管理者の社会福祉法人ふじ寿か会(前田順啓理事長)は「1991年に特別養護老人ホームを開設し、97年に在宅介護支援センターを併設して以来、地域の介護等の相談窓口や関係団体への後方支援に努めてきた。今後は、山下地域ケアプラザの指定管理者として、今までと変わらず地域の相談窓口、地域福祉の充実などに貢献していけるよう努めていく。また、地域の憩いの場として多くの方々が集まれる施設としていきたい」と述べた。
利用団体説明会
また、3月14日・15日に利用団体向けの説明会が予定されている。申し込み期間は3月1日から10日。問い合わせは、ふじ寿か会(【電話】045・931・1187)へ。
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