東本郷在住植竹玲奈さん
緑区からボートレーサーに
28年ぶり、デビューは5月
4月25日
フォレストヒルズ三保でこのほど、住民同士が支え合う「思いやり活動」がスタートした。住民が困りごとを伝えると、登録されたサポーター(現在35人が登録)が対応してくれる助け合いのシステムだ。
平成元年に建てられたフォレストヒルズ三保(451戸)は、建設から30年以上が経ち、約1000人の住民の内60、70代の高齢者が約7割を占めるほか、少子化など様々な課題がある。一方、多様な経験や技能を持ち、地域活動に前向きな住民が多数いる。
フォレストヒルズ三保自治会では昨年、自治会シニア担当、老人クラブ「すこやかクラブ友愛会」、民生委員らで構成される世話人会(木村吉男代表)を結成した。”お互い様”の気持ちで住民同士が支え合う仕組み作り「思いやり活動」の具体的な実施内容を検討し、その中で、住民にどんな困りごとがあるのかを把握するためのアンケートを実施した。また、NPO法人若葉台(旭区)による高齢者支援を数回視察したという。
15項目で対応
思いやり活動のサポート内容は、日用品の買い物代行(電化製品以外)、電球の交換、不用品(粗大ごみ)の運搬、簡単なパソコンの設定、庭仕事など15項目に対応する。住民からの依頼は管理事務所で受け付け、コーディネーターに連絡が届く。コーディネーターは依頼内容によって対応可能なサポーターに打診し、依頼者と実施日などを調整する。サポート終了後は依頼者がお礼袋に500円(1時間程度)を支払う。サポーターで対応できない場合はシルバー人材センターや行政機関の紹介なども行う。これまでに電気工事士の資格を持ったサポーターによる電気工事などが行われたという。
世話人会のメンバーで民生委員の長田誠さんは「住民が安心・安全で暮らせる、地域で支える仕組み強固なものにしていきたい」と話した。
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