都筑区版 掲載号:2012年3月15日号
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「横浜FC」の新キャプテンに就任した 難波 宏明さん 市内在住 29歳

水色に染まるスタンドを夢見て

 ○…今月開幕を迎えたJ2リーグ戦で、キャプテンとしてチームを率いる。就任を聞かされた時は「なんもできないよと思った」と正直な言葉で打ち明ける。

 ○…岡山県出身。若くして才能を開花させたが、そのサッカー人生は決して順風満帆ではなかった。高卒ルーキーとしてヴィッセル神戸に入団。しかし、待っていたのは1年で解雇という厳しい現実だった。「当時は全てが華やかに思えて、地に足がついてなかった。今思うと悔しい」と振り返る。1度はプロの道を諦め、教師になろうと進学した大学で、リーグ初優勝に貢献。再び成功を掴み、横浜FCの一員としてプロの道に戻ってきた。現在在籍6年目。「自分にとってチームは家。選手もスタッフもサポーターも大好きです」と笑顔を見せる。練習場近くの入浴施設とイベントでコラボするなど、地元との関係強化にも積極的。「チームと地域を一緒に活性化させていきたい」。厳しい道を経てようやく辿り着いた場所だからこそ、ホームタウンへの想いは人一倍熱い。

 ○…正式加入前、チームがJ1昇格を決めた年も、特別指定選手として試合に出場。シーズン最後の1戦、ホームである三ツ沢球技場はサポーターで溢れた。スタンドを埋め尽くしたチームカラーが今も目に焼きついて離れない。「もう1度三ツ沢を水色に染めたい」。そんな願いを込め、自ら購入したシーズンシートにサポーターを招待している。

 ○…かつて挫折した経験から、今も大切にしているのは、どんな時も自分を見失わないこと。いつも明るく、チームのムードメーカー的存在だ。「キャプテンだからといってかっこ良いことは何もできない。元気良く、自分らしくいることで周囲を明るくできれば」と謙虚に話す。今シーズン、チームも自分も追い続けるのは、J1昇格の夢。誰よりもチームを愛するキャプテンの目には、満席の三ツ沢が歓喜に溢れかえる光景がはっきりと映っている―。
 

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