インターン生としてウクライナから来日した ナタリア コルンスカヤさん 池辺白ゆり幼稚園在勤 21歳
異文化交流にわくわく
○…ほりの深い顔立ちに、金色の髪の毛。世界にはいろいろな人たちがいることが、見た目だけでも子どもたちにわかる。インターン生として池辺白ゆり幼稚園(池辺町)に来て2日目には、園恒例の誕生会でウクライナ伝統のコサックダンスを披露するなど異文化のおもしろさを伝えた。母国語はウクライナ語だが、日本語と英語で子どもたちと話す。「わからない言葉もあるけど、子どもたちがたくさん話しかけてくれてすごく楽しい」とスマイル。1月中旬まで同園に通う。
○…幼稚園は今、運動会の練習の真最中。「一緒に1日中ダンスを練習したら腕が痛くなっちゃった」と熱心。普段の遊びの中でウクライナの食文化について話すことも。日本ではあまり知られていない、餃子のようなバリーニキなど珍しいメニューを紹介。逆に、自身が日本文化に触れて驚くことも多い。「床に座って食べたりするのはびっくり」「お店で店員さんがみんな『いらっしゃいませ』と迎えてくれるのは自分の国にはない」など、目をキラキラさせて語ってくれた。お互いの文化の違いや発見を楽しむ心は、きっと子どもたちにも伝わるはずだ。
○…ウクライナ南方の黒海に面した都市、セヴァストポリの出身。自宅は海が近く、夏は1週間に3回は泳ぎに行く。現在は経済を学ぶ大学生。キャンパスでインドネシアやブラジル、日本から来るインターン生と触れ合う中で、国際交流に興味を持つようになった。特に日本語は自ら学び、『花より男子』といったテレビドラマなどもインターネットで見ていたという。「将来は日本語と英語の先生になりたい」と夢を描く。
○…小さいころは恥ずかしがりだったが、もともと外で遊ぶのは大好き。現在はロッククライミングや水泳が趣味のアクティブガールだ。「これからもいろんな国を旅行したい。今行きたいのはインドネシアやベトナム」。異文化への興味はつきない。
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