神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2015年1月1日 エリアトップへ

今年のリオ五輪予選に向け、男女7人制ラグビーチームの監督として指導にあたる 吉田 義人さん 青葉区在住 45歳

公開:2015年1月1日

  • LINE
  • hatena

生きざまで魅せる選手を

 ○…来年開催のリオ五輪から、正式種目に採用された「7人制ラグビー(セブンズ)」。その認知度と競技力向上を目指し、野球や陸上など他競技からトップ選手を勧誘。横浜をメーンに活動する男女2チーム『サムライセブン&APパイレーツ』の指導にあたる。選手は学生や教師、自衛官などさまざまで、支援企業への就職サポートも行う。「選手たちは全員、五輪を夢見て頑張っている」。アジア予選に向け「セブンズを強化し、ラグビー界を盛り上げたい」と指導に熱がこもる。

 ○…チーム立ち上げの際は「地元横浜でやりたい」と自ら練習場の手配に奔走。どのグラウンドも厳しく「認知度の低さを痛感」したが、保土ケ谷公園の使用が決まった。「まずは誰もが知っているスターが必要」。求めるのはただ上手い選手ではなく「魂のこもったプレーができる選手。観客は生きざまを見ている」と力説。そのために「指導者になって10年。毎日が真剣勝負」と覚悟を決めている。「ラグビーに育ててもらった。今度は育てることが自分の使命」。スポーツ選手の象徴的存在、『オリンピアン』の育成を目指す。

 ○…現役時代は、まさに『スター』だった。名門・明治大学では、1年時からレギュラー。4年時には主将として、ライバル早稲田大学と決勝で激突。「あの試合が人生で一番印象に残っている―」。相手のタックルをものともせず約50mを走り切った逆転トライに、国立競技場を埋め尽くした観客が沸き立った。その後、世界選抜にも選ばれ、その名を世界に轟かせた。

 ○…「日本ラグビー界にとって、今からが最も重要な時期。リオ五輪に始まり、2019年のW杯日本開催、翌年は東京五輪と続く波に乗り、再びラグビー人気に火をつけたい」。世界を見据え、映画界の巨匠・黒澤明監督の『七人の侍』にセブンズを重ねる。「サムライのような生きざまを」。日本ラグビーの再興を懸け、自身の魂を後進に引き継ぐ。

都筑区版の人物風土記最新6

百崎 佑さん

4月27日のYOKOHAMA COFFEE MARCHEを主催する

百崎 佑さん

中川在住 25歳

4月25日

鹽野 佐和子さん

4月21日に能登応援イベントを行うTHE RABBITS’ BASE代表の

鹽野 佐和子さん

都筑区在勤 60歳

4月18日

岡本 景虎さん

レスリングアジア選手権に日本代表として出場する

岡本 景虎さん

池辺町在勤 23歳

4月11日

下山 幸男さん

都筑警察署第19代署長に就任した

下山 幸男さん

都筑区在勤 57歳

4月4日

山崎 佳之さん

えだきん商店会の桜のライトアップを手掛けた

山崎 佳之さん

荏田東在住 45歳

3月28日

岩佐 眞美さん

第2回「横浜中欧フェス」の実行委員長を務める

岩佐 眞美さん

都筑区在勤 60歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook