5代目都筑区連合町内会自治会の会長に就任した 村田 輝雄さん 東方町在住 67歳
やるならとことん貫く
○…区内に15ある連合自治会を束ねる会長に5月23日付で就任した。昨年区制20周年を迎え、新たな一歩を踏み出した都筑区。5代目として、「地域のつながりをもっと強めていきたい。まずは自治会加入率向上を目指して、各地区の取り組みに磨きをかける」と意気込み、今後の展望を見据えている。
〇…都田連合町内会をはじめ、都筑保護司会、桜の名所として有名な都田江川せせらぎ緑道の愛護会など、さまざまな団体の代表を兼任。都筑で生産が盛んな小松菜、ほうれん草を育てる農家でもある。地域団体に携わるようになったのは、農協で知り合った地元の先輩たちの誘いからだった。「やるならとことん」をモットーに各団体のサポートに尽力するうち、いつしか自身も代表に。人とのつながりと、持ち前の責任感で築いた信頼関係が現在まで活きているという。「若い頃は先輩方を支え、今ではみなさんに支えられながら活動している。まちづくりの歴史が脈々と続いていることを実感している」と感慨深げに話す。
〇…昔から根っからのスポーツマン。都田小に通った少年時代はソフトボールに夢中に。農協の大会ではピッチャーとして活躍し、県大会優勝に導いたこともあった。30代でマラソンを始め、サロマ湖100Kmウルトラマラソンを20回以上完走。50代でギリシャのスパルタスロン(246Km)を走破した鉄人だ。「何かを成し遂げた達成感が好き。『なんでも経験』と思っていろいろ挑戦したね」と振り返る。どんなことでも突き詰めて行動する精神はスポーツでも表れている。
〇…数々の代表兼任で、最近は趣味に費やす時間も減ってきた。そんな中でも「いつか四国のお遍路八十八カ所(約1200Km)をマラソンしながら参拝したい」など、目標はまだまだ尽きない。会長の任期は2年。老若男女が住みよいまちを目指し、自治会の会員たちを先導していく。
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