コロナ支援の無料電話相談を行う県行政書士会緑支部支部長の 駒井 達雄さん 都筑区在勤 45歳
「駒井ブランド」で勝負
○…都筑区や青葉区、緑区に事務所を置く神奈川県行政書士会緑支部の行政書士207人をまとめる。横浜市から要請を受けこのほど、個人事業主や中小企業向けにコロナ支援に関する電話無料相談会を実施した。未曾有の経験だが、書類申請のサポートなどコロナ禍の困りごとを解決している。市内で最も多い相談件数となった緑支部。「頼れるまちの相談家としての活動が形になったかな」
○…前職は、電気部品の商社で営業マン。新卒から5年間勤めたが「社名ではなく駒井として仕事がしたい」と一念発起。行政書士になるために半年間猛勉強し一発合格を果たした。ほかの事務所で経験を積み2年後に独立。「この仕事は誰がしても同じかもしれないが駒井さんに頼んでよかったと思われる仕事をしたい」と心に決める。
○…横浜市出身。中学生の頃に友人に声をかけられスキー部へ入部。大学に進学してからは「今までは山だったから」とヨットに挑戦した。「変わってるよね、爺さんになっても続けられればと思って選んだんだ」と白い歯を覗かせる。日々の支えになると今でもレースに出場する現役のヨットマンだ。「声を出したり、自然の中で風を見るのが気持ちいいんだ」とこんがりと焼けた肌がヨット愛を物語る。
○…様々な経歴や得意分野をもつ人が集まるなかで互いを「ライバルでありながら協力し合うような関係」と話す。自分よりも詳しい人がいれば依頼を回すことも少なくない。「地域のためにより良い法務サービスを提供するのが一番」と力を込めた。緑支部に加入して15年。若い会員が増えていく中で「その人らしさを生かせるようなサポートをしていきたい」と支部長として若手の育成にも舵を切る。
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