都筑区歯科医師会の会長を7月から務める 宮川 智行さん 茅ケ崎南「宮川歯科医院」院長 63歳
経験生かし、新たな風を
○…情報共有のネット化や、新規加入の促進などを課題に掲げ「時代に合った歯科医師会にしていきたい」と気を引き締める。分区前からの都筑区の地に医院を構え、都筑区歯科医師会の立ち上げにも関わった。市や県の医師会も経験し、この度初の会長に就任した。「区内の歯科医院は増えているが、加入数は伸び悩んでいる。医師会で行う学校歯科医や各種定期健診の活動を続けていくためにも会員増強に力を入れていきたい」
○…都筑区で開業してから34年。「当時はゆかりがなかったけど、周りに歯医者がないところを探していて、ニュータウンだったこの街を選んだんだ」。市や県の医師会では広報業務を担当。「中学生の頃から読書が好きで高校時代は学校にある本全部読んだね」と培ってきた文才を生かして会報を制作。「文章の書き方には厳しいよ」とニコリ。句読点の位置など細かい部分までこだわってきた。
○…川崎で歯科医院を開業した祖父から続く歯科医を営む家庭で育った。「子どもの頃から機械いじりが好きで、いろんなものを作った」と大学は興味のあった工学部へ進学。「でもね大学に進むと父親が不機嫌で、自分も医者になったほうがいいのかなと思うようになった」と4年生の年に歯科大へ編入し、歯科医への扉を開いた。「電気工学で学んだことが役に立つこともある。無駄なことなんてないよ」
○…本来ならば「宴会部長」として盛り上げる。カラオケではマイクを離さず、オフコースから野口五郎、Adoの「うっせぇわ」まで幅広く歌い尽くす。「一番はみんなが仲良くできる会、顔の見える会にできればと思うんだ」と優しく微笑む。「広報畑」の知見を生かし、活動を広げていく。
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