CDデビューを果たした 原住 美也子さん 東山田在住 26歳
歌でみんなを笑顔に
○…「オレンジは、青春の夕日とかあたたかい感じの色」。デビュー曲のイメージをそんな風に話した。シンガーソングライターmiyaとして10月、初のCDシングル『オレンジ』を発売。11月17日からは、着うたフル(R)でも配信される。「落ち込んでいたり、ちょっと疲れた時に聞いて元気になって欲しい」。そう話す笑顔が、まわりを明るくするオレンジ色のイメージにぴったりだ。
○…2007年から、渋谷や代官山のバーなどでピアノの弾き語りでライブ活動をしてきた。歌うのはオリジナル曲。「どの子もかわいい」と生みの親の気持ちをにじませる。デビュー曲となった『オレンジ』は、中学校時代からの友達が失恋で落ち込んでいた時、励ましたいと作ったもの。ほかにも、母への「ありがとう」を伝える曲など、自分の素直な想いを歌詞にする。「人を笑顔にするアーティストになりたい」。優しい中にも芯がある歌声で聞く人に気持ちを届ける。
○…小さなころから音楽が好きで元気いっぱい。小学2年生から中学卒業まで地元の女子サッカーチームに所属していた。まとめ役になることが多く、中学3年間は学級委員、高校の吹奏楽部では、指導する立場に。「厳しい鬼キャラだった」と笑う。高校卒業後、フルートで音大に進むも、「もっと身近に聞いてもらえる音楽をやりたい」と、歌手になるためにやめることを決めた。その時、「覚悟があるならやればいい」と背中を押してくれたのは父。「一番の支えは家族」。人に支えられていることを知っているから、誰かを支えるために歌っていく。
○…普段は不動産会社の営業マンという顔も。「新生活が始まる人を応援する仕事だから楽しい」とやりがいを語る。現在、OLソングも作曲中だとか。「二足のわらじ」も創作に活きる。夢はもっと多くの人に自分の音楽を聞いてもらうこと。CDデビューは目標への第一歩だ。
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