つづきウォーク&フェスタ実行委員長を務める 村田 幸夫さん 東方町在住 57歳
みんなの完歩を願い
○…区内の魅力を再発見することを目的に、緑道や公園を歩く「つづきウォーク&フェスタ」の実行委員長。今年は11月23日に約1千人がセンター南駅前のすきっぷ広場をスタートし、約10Kmをウォーキング(参加は事前申込制、募集は終了)。同広場では近隣の中高生が吹奏楽やダンスのパフォーマンスも。「老若男女が参加してくれる。地域の方々の交流の場になれば」。イベントの盛り上がりに意欲をみせる。
○…委員長は今年で5年目。当日はセンター南駅から、大塚・歳勝土公園、早渕公園、せきれいのみちなど、区内の緑道をまんべんなく歩くコースとなっている。毎年距離やスタート地点を変えるなど、常連にも飽きさせない企画作りが人気を呼んでいる。「いつも当日の天気が心配で。1週間前から天気予報を見てそわそわしているんです」。参加者にけががなく楽しんでもらえるような思いやりが、イベントを盛り上げる大きな要素となっている。
○…生まれも育ちも東方町で、農家の長男として育つ。サラリーマンを10年続けた後、30歳で家業を継いだ。現在はホウレンソウや小松菜を育て、地産地消に一役を買っている。また自宅周辺地域の消防団班長も務め、リーダーシップを発揮。さらに青少年の健全育成を目指す都筑区青少年指導員連絡協議会の会長も兼任するなど、都筑区内の活動に精を出す。多忙な日々が続くが「私はいつも見守ることが多くて、大きな仕事はしていないんですけどね」と謙虚な姿勢。地元を大切に思う気持ちで、毎日駆け回っている。
○…息子と農家を営む傍らで、地域の活動に尽力するため、休みは少ない。そんな中でも自身の趣味である、60年代の旧車に乗ることが息抜きとなっている。「旧車は個性があって、古さを感じさせない」と笑顔で魅力を語る。フェスタ当日もこの柔らかな笑顔と思いやりの気持ちで、参加者全員の完歩を願っている。
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