地域で活躍する女性によるトークリレー「ロクマルサミット2013」を主催する 有澤 つあ子さん 都筑区在住
人と地域の架け橋に
○…食のコミュニティスペース「みんなのキッチン」(茅ケ崎中央)の運営や地域紙の発行などを手掛ける(有)有アンド長の代表。今回初めての試みとして、12月21日(土)に50〜60代の女性7人がトークリレーを繰り広げる「ロクマルサミット2013」を同所で開催する。出演者はテーブルコーディネーターや照明の経営者、薬膳インストラクター、傾聴セミナーの主宰者など多彩。「ロクマル(60代)世代は地域貢献や人の役に立ちたいと考えている方が多い。トークリレーは仕事や地域活動で活躍する方の生の声が聞けるチャンスです。見逃せませんよ」と快活な笑顔をみせる。
〇…出身は福岡県北九州市。結婚後、夫の転勤を機に都筑区に移り住んだ。当時の様子を振り返り「まだ都筑という街がなかった時代で荒野が広がっていただけでしたね」と笑い飛ばす。駅も建物もなかった街は横浜で一番勢いのある街へと発展を遂げた。変わりゆく街並みを見守る一方で、いつしか地域への関心が高まるように。雑誌社で働いた経験を活かし、『地域ダス』というミニコミ紙を創刊した。街にどっぷり浸かり、『みんなのキッチン』立ち上げの下地が醸成された。
〇…「取材を通してこれまで培ってきた経験や人脈があって今があるんだと実感します。一つひとつの積み重ねが財産です」。食を軸に、地域と人をつなげる―。それには横浜一農業の盛んなこの街の特性を生かさない手はない。トマトまつりやスープコンテストなど、女性目線で企画されたイベントはユニークなものばかり。「地元野菜を美味しく食べて、地域と人を元気にする、そんなきっかけになれば」と思いを込める。
〇…ロクマルサミットはリレートークのほかに、ランチ交流会、生演奏などを予定(参加費2500円)。「女性の気持ちをつなげるのは共感力だと思うんです。充実した日々を送るヒントを見つけて、美味しい料理を食べてほしい」
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