7月1日付で横浜都筑ロータリークラブの会長に就任した 菅原 武彦さん 港北区在住 47歳
「楽しませたい」が原点
○…異業種の経営者らが集い、奉仕活動を行う団体の会長を務める。前年度に国の事業の一環として行ったパラオへの医療器具支援を、今年はクラブで自主的に継続。さらに、会員同士が交流を深めるため、月に一度の例会で年に数回、コーヒーを楽しみながらざっくばらんに話し合う場を設けることにした。「やると決めたら手を抜かない。他にも今からいろいろ考えている」と熱意を燃やしている。
〇…加入して今年で18年目。クラブでは親睦委員会として盛り上げ役を担ってきた。かつて委員長を務めた時には、琴の演奏付きの花見や納涼会でフラダンスなど斬新な行事を実施したアイデアマンだ。「仕掛けを作るのが好き。自分が楽しむよりも周りに楽しんでほしい」。だから飲み会では運転手なんだ、と付け加えて笑う。奉仕活動をする上でメンバー同士の連携は不可欠。「楽しさ」をキーワードにクラブをまとめ、心を一つに活動に励む。
〇…緑区出身。中学、高校時代は卓球部で汗を流した。「緊張しいで。大会は個人戦ではからっきしだったけど、ダブルスや団体戦になると実力を発揮する」。自分のためではなく、誰かのためなら頑張れる――。部員を励ましながら上を目指す姿に信頼が集まり、高校時代は部長を任された。「こいつに任せておけばいいと思ってもらえるのは嬉しいね」。「縁の下の力持ち」の一面は今の活動においても健在だ。
〇…港北区で不動産会社を経営する社長の顔も持つ。地域との垣根を下げたいという思いから始めた、事務所前の通り一帯の掃除が毎朝の日課。通行人と「あいさつから始まって知り合いになったりもするんだ」と笑顔を見せる。奉仕活動に仕事にと慌ただしい日々の疲れは、クラブメンバーとのゴルフや、妻、娘たちとのカラオケで長渕剛や桑田佳祐を熱唱し、癒すのだとか。「一時一時に力を入れていきたい」。常に前を向いて何事にも尽力する。
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