横浜都筑ライオンズクラブの29期会長に就任した 伊藤 隆さん 仲町台在勤 68歳
夫婦で”トップ”目指し26年
○…センター南・北駅前での献血活動や区民まつりへの参加、障害者と共生して開催する福祉農園など、都筑区をより良いまちにするため、奉仕活動に尽力する。『継承と結束』をテーマに掲げ、「諸先輩が築いてきた活動、前会長が新しく切り開いた活動を継続し、地域貢献していきたい」と意気込む。世代の違う会員同士が結束することも方針に掲げた。
○…鷺沼出身。祖父は農家で小学生の頃から畑を耕す手伝いをし、耕運機を操っていた。「昔から機械が好きでね」。高校生になり、自動車教習所に通わず、二俣川の運転免許センターで試験を受ける「一発免許」で軽自動車の免許を取得。「(中原区の)高校の近くまで軽トラックで通っていた」と笑う。免許を取得してからは車好きが興じ、つくばサーキットなどでレースに参加できるA級ライセンスを取り、大会で優勝する程の腕前に成長した。
○…27歳の時、薬剤師の妻、順子さんとつきみ野駅前で薬局を開業。妻は次男出産後、1カ月で店頭に立ち、夫婦二人三脚で働いた。ある時、お見舞いの帰りに渋滞を回避しようと、たまたま仲町台駅前に。「周りは土、建設予定のビルがあり、ここで薬局がしたい」と、その足で建設会社へ。2人の熱意が伝わり、「仲町台で一番を目指そう」と、薬・化粧品の『トップファーマシー』を立ち上げた。処方箋が1日5枚だけの日もあったが、夫婦で患者に向き合い26年が経過。
○…チャーターメンバーの長谷川秀男氏らに誘われ5年程前「夫婦」でライオンズの会員に。今年度は葛ケ谷公園西交差点の交通標語交換や通年行事などに取り組む。「『We Serve われわれは奉仕する』の精神で都筑区に貢献したい」と力を込めた。
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