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都筑区版 公開:2018年1月11日 エリアトップへ

MOMOどうぶつ病院院長で都筑区獣医師会の会長を務める 國廣 淳智さん 仲町台在住 51歳

公開:2018年1月11日

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一生に寄り添う町の獣医

 ○…市の統計によると、都筑区内で飼育されている犬の登録頭数は18区中6番目に多い。区内15の動物病院が加盟する都筑区獣医師会は福祉保健センターなどと協力し、区民まつりなどでペットの健康相談所を設置するほか、散歩中の排泄物を持ち帰るよう促す活動などに取り組んでいる。「戌年の今年に限らず、ペットと飼い主が1年を振り返って『楽しかった』と思ってもらえるようにしたい」

 〇…様々な活動の中で、特に力を入れているのが数年前から9月の動物愛護週間に行っている「ご長寿ペット表彰」。区内に住み、一定の年齢を超えた犬や猫を讃える取り組みで、この表彰は愛犬・愛猫が健康に過ごしてきた証になる。昨年は78件の応募の中から高齢ペットの飼い主25人に区長から表彰状が贈られた。「年々定着してきて嬉しい。飼い主とペットの一つの目標になるし、適正な飼育につながる」とほほ笑む。

 〇…高知県生まれ。一人っ子だったため愛犬のマルチーズが兄妹かつ親友だったが、小5の時に病気で他界。「前後の記憶がなくなるくらい落ち込んだ」。この時に獣医を志し、夢を叶えるため塾に通って勉学に励んだ。努力が実り、麻布大学に進学し獣医の国家資格を取得。「緑道があって雰囲気がいい」と98年、仲町台に動物病院を開院した。動物へのストレス削減のため、診察時は白衣ではなくポロシャツを着用するほか、慣れ親しんだ獣医が診療するなど、犬や猫への愛情が随所に溢れている。「生まれて、大きくなって、亡くなるまで。その子の生涯を見届けたい」。”動物の一生に携わる町医者”の理想像を追い続ける。

 〇…同院スタッフ曰く「人のペットにも家族同様に接する温和な人柄」だが、休診日と公式戦が重なれば観戦に赴く阪神ファンという熱い一面も。今年で開院20周年。「来院した子に元気になって帰ってもらう、そんな小さな喜びを増やしたい」と一層情熱を燃やす。

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