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都筑区版 公開:2022年4月21日 エリアトップへ

元プロ野球選手として各地で野球教室を開き、小中学生に指導する 加藤 幹典さん 緑区出身 川和高校卒 36歳

公開:2022年4月21日

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新たな野球の受け皿に奔走中

 ○…川和高校の野球部時代は「神奈川公立ビッグ3」、慶応大に進みエースとして活躍すると07年のドラフトでは「大学ビッグ3」と称され、ヤクルトにドラフト1位で入団した。その元プロ野球選手が今、週に100人もの小中学生と向き合い、野球の指導に情熱を注いでいる。「自分が培ってきた人生の中でその技術とノウハウを伝えていきたい」

 ○…12年に引退し、ヤクルト本社に会社員として勤めていたが、18年にスポーツ教室の運営を手掛ける会社を立ち上げた。現在は横浜市内の2教室のほか、都内でも野球教室を運営する。ケガに苦しんできた経験から、指導の根底にあるのはケガをしない投げ方、身体づくり。「身体が出来ていないうちから無理はさせられない。成長の段階によって練習の強度も変えていかなければならない」ときっぱり。

 ○…小学校1年の時に兄の影響で地元緑区の寺山スネークスで野球を始め、中山中学校でも野球部で活躍。川和高校に進学した2年の春が転機となった。膝の手術を終えて腹筋と背筋を鍛えたところ、球速が138キロまでアップ。公立校ながら、強豪・東海大相模を破ることも。「プロ注目選手っていわれ、プロに行けるんじゃないかと意識を持ち始めたのかな」と笑顔をのぞかせる。

 ○…「中高生の野球は学校単位。指導法が合わず辞める子も少なくない。野球を続ける受け皿が必要」と訴える。中学野球の新しい選択肢づくりに奔走している。自ら監督を務める中学野球チーム「東京インディペンデンツ」は団体に属さず、優勝や強豪高校への進学を目標とせず、目指すのは選手個々の成長だ。練習も量より質を追求する。「選手が野球を楽しんでやれるのなら、何でもいいのかなって」

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