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旭区版 掲載号:2011年9月8日号 エリアトップへ

9月10・11日のココロット4周年記念イベントに出演する歌手 ふくろうさん 座間市在住 28歳

掲載号:2011年9月8日号

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出会った笑顔に「ありがとう」

 ○…鶴ヶ峰で路上ライブを始めて1年以上が経った。この1年でたくさんの人が歌を聞いてくれた。1歳の女の子やそのお母さん。わざわざ車から降りて立ち寄ってくれた人、車椅子に乗ったお年寄り…。お客さんが全く集まらないときもある。だが、「1人でも聴いてくれる人がいるから続けられる」。今週末には、昨年も参加したココロット周年記念イベントのステージに立つ。感謝の気持ちを込め、1年間の成長を見せる。

 ○…アコースティックギター片手に歌う、ストリートミュージシャン「ふくろう」。インディーズで活動し、鶴ヶ峰以外にも橋本や町田、小田原などでもライブを行う。名前の由来は、幸せを運ぶ鳥「不苦労」のように、優しい歌を届けたいという思いからだ。作詞・作曲する「身近な言葉の大切さに気付いてもらえるような歌」の数々は、穏やかで真面目な人柄そのまま。「一瞬でも自分の歌が誰かの心に刻まれることが幸せです」。丁寧に、真摯に話す。

 ○…歌を始めたのは、大学生時代に胸中の思いを伝えるために作ったのがきっかけ。起業家を目指し経営学を学ぶために進学したが、音楽を始めるにつれて表現者の道に強く惹かれていった。音楽で食べていくことに不安がないと言ったら嘘になるが、後悔は一切ない。歌を聴いて涙を流してくれる人がいる。応援してくれる人がいる。それだけで、選んだ道に「間違いはなかった」と胸を張れる。

 ○…現在、アルバム予約が1000枚に達すると全国デビューが決まるプロジェクトに参加している。昨年は目標を達成することはできなかったが、その間には新しい笑顔にたくさん出会った。応援してくれた人たちのためにも、今年こそ「カタチにしたい」と強く思う。4月にリリースしたシングル「笑顔の味」にこんな歌詞がある。「つまずいて転びそうになっても踏ん張れるのは あの時の笑顔の味知ってるから」―。これが音楽を続ける理由だ。
 

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