旭区版 掲載号:2012年2月23日号
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地元のめぐみ幼児園、希望ヶ丘小で父親グループの活動にまい進する 鈴木学秀(まなび)さん 中希望が丘在住 41歳

夢は「駄菓子屋のおやじ」

 ○…小2の長男が通う母校・希望ヶ丘小で昨年4月、PTA会長に。「父親同士のつながりをつくりたい」と”父ちゃんの会”を発案し、2月25日に発足記念の餅つき大会を開催する。自身と長男が卒園生で、5歳の娘が通うめぐみ幼児園では昨年、父親仲間と園庭遊具の修繕を手がけた。「親同士で関係が持てれば、子育ての悩みを共有できるし、子どもの安心感にもつながる」

 ○…「脳天をかち割られた思い」。子どもは足りない存在で、大人が上から教えるもの―そんな教育の価値観を根底から覆されたのは、大手保険会社で仕事に没頭していた30歳のとき。ボーイスカウト仲間を通じて町田市にある日本聾話(ろうわ)学校の採用試験を知り、教員志望の魂が再燃した。在校生は耳が不自由な0歳から中学生。実技試験の対話では、彼らの底抜けの明るさに圧倒された。「聞いてもらえるという信頼感が子どもに話したくさせる。自ら学んで成長する子どもの可能性を、親がどれだけ信じて待てるかが重要」。収入は3分の1以下という異色の転身だったが、「子どもの基盤は大人がつくらなきゃいけない」と今も迷いはない。

 ○…4歳から希望が丘の長屋に住み、幅広い世代と親せき以上の付き合いを続けてきた。共働きの両親に代わって長屋のおばちゃんたちが面倒を見てくれて、家族ぐるみで旅行やキャンプにも行った。「勉強や運動が苦手でも、地域や学校、教会では周りの大人がいつも尊重してくれた」。親のような大人たちの存在が、子どもを支える仕事への思いを成熟させていったのだろう。「学校全体を支えるのも教育」と、勤務先では事務職員として奔走する。

 ○…「子育ては自分が成長するチャンス。思い通りにならないことだらけだけど、人間社会が成熟する過程だから」。夢は子ども環境の基盤づくりをもっと広めること。その先には、地元で駄菓子屋を開く密かな夢がある。「いつまでも、子どもと接していたいから」
 

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