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旭区版 掲載号:2014年12月4日号 エリアトップへ

旭ふれあいファーマーズの代表を務める 村松 武男さん 南希望が丘在住 72歳

掲載号:2014年12月4日号

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農が紡ぐ 第2の人生

 ○…「あさひの朝市」など行政が行う農業イベントに参加し、地産地消の応援や援農を行っているボランティア団体「旭ふれあいファーマーズ」。同団体の代表として、約15人の仲間とともに取り組んでいる。6日に開かれる「旭ふれあい収穫祭」では、午後から同団体主催で交流会を行う。「農家の方と話をすることで、農業や地産地消を理解してほしい。ハワイアンバンドも呼んだので、にぎやかにやりたい」

 ○…山梨県の出身。実家は農家で「小学校、中学校のころは、当たり前のように稲刈りや野菜作りをやっていた」と記憶を辿る。電気制御の技術者として働いた後、2003年に定年を迎えたのを機に地域デビュー。今では趣味であり特技の「土いじり」を生かした農や園芸関係の活動に加え、「世の中の役に立ちたい」と地球温暖化対策など環境関係の市民活動にも取り組む。「自由にやることが市民活動の鉄則。リタイアして農業をやりたい人はうんと多いので、そういう人になんとかして出てきてほしい」と胸の内を明かす。

 ○…近くに畑を借り、完全無農薬で野菜作りを行っている。「そんなに立派ではないけど。今の時期は白菜やネギ、ブロッコリーに大根だね」。収穫した野菜は、近所の人にもおすそ分けをする。「朝採って夜食べられる。新鮮だからうまい」と、穏やかな笑顔を見せる。近くには2人の子どもと5人の孫が住んでおり、クリスマスや正月にみんなで集まる際にも、手作り野菜が食卓に上る。

 ○…「区内にも荒れている空地や農地がある。そこに花を植えるなど緑化して、近所の人が集まれるような憩いの場所にしたい」と、今後の活動に思いを馳せる。その一方で、「我々も世代交代が必要。あと、2、3年したら、リタイアした若手に引き継いでいってほしい」と語る。第2の人生に、と始めた市民活動は、多くの仲間と充実した時間をもたらしている。

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